先進国のフィットネス参加率 日本は何位? - 2025.02.10
世界中の国々で、健康に対する意識が高くフィットネスが日常生活の一部として国民レベルで広く受け入れられている国について調べてみました。

1位スウェーデン: 21%。30位 日本3.3%・・・絶望的に低い!!
日本は経済的にはまだ先進国を名乗れるとはいえ、この数値は文化的にも意識的にも非常に低い国であることを証明していて、ちょっと考えさせられますね。この低参加率の背景には長時間労働文化も関係しているなどと言われていますが、医療費負担が他国と比較するとまだまだ安価なのもあり、健康に対する自己管理意識が本当に甘くて呑気なのだと思います。
大抵の労働者は最低でも週1日は休みがあるはずで、週休2日もあれば十分運動することは可能。まとまった休日が無くても「夕食を終えてお箸を置いたら、そのまま靴履いて速足ウォーキング30分」とか「トイレ行くたびにスクワット10回」とか、いくらでも日々の生活で工夫できることはあります。低体力なら壁に手をついた腕立て伏せからはじめればいい。特別な道具いらずで自分の体1つでできるのが自重トレーニングの最大の利点ですしね。
時間がない、お金がないと言いながら、時間とお金の最大の浪費である旅行や呑み会(←食事会と言い換えて誤魔化さないで)は予定に組み込み、自己管理と健康管理にはるかに優先順位の高い運動を予定から真っ先に除外する傾向が強い日本人の生き方は、フィットネス参加率の高い国々の方からみれば、かなり首をかしげざるを得ないアンバランスなもの映るかもしれません。
ちなみに、フィットネス参加率が急速に増加している国はこの3つ。
- フィリピン: +33%
- 中国: +30%
- 韓国: +21%2
先ほどご紹介した2018年リストでは台湾や中国は日本よりも下位に位置していましたが、現在の台湾や中国のフィットネス参加率は確実に急速に日本を上回ってきているのでしょうね。
健康は失ってから大事さに気づくもの。過去の自分を恨むような晩年を皆さんには送ってほしくないです。自分の健康は自分で守るものという意識を、今一度しっかりと保ちたいですね。