ロレッタブログ

内臓脂肪が減らない人の生活習慣 - 2025.02.22

先日のブログに掲載した、このMRIスキャン画像に沢山の反響の声を頂きました。
具体的にはこんな感じ。↓
「あの体は、どうやったって重いですよね」「足首ものすごい捻じれてましたよね。重すぎて支えるの無理ですよね」「胃と腸の大きさが大きすぎて、心臓まで肥大してて、あれじゃあ生きてるだけで疲れますよね」「骨の位置がズレすぎてて怖かった」などなど。

たとえこの画像の左の人のように体重が100キロ超えていなくても、メタボ検診にひっかかる、若い頃より5キロ以上体重が増加していたら、着実に肥満の道を辿っているサインです。もちろん、摂食障害や自傷行為としての過食など、精神疾患が原因の場合は医療機関の受診と治療が最優先です。しかし、特にそうした精神疾患には該当しないのであれば、その脂肪や体重の増加の原因はやはり日々の生活の積み重ねの現れです。

世の中には肥満や内臓脂肪の増加という現実に対して「そんなに食べていないんです」「呑み会は随分控えている」と主張する向きもあるので、「そんなに食べていなくて、呑みもしていなくて、本当に内臓脂肪が減らないことがあるうるのか?じゃあ、内臓脂肪がちっとも減らない人の生活って一体どういう特徴があるんだい?」と改めて内臓脂肪と生活習慣の特徴について、その辺の人間よりもはるかに賢い生成AIに尋ねてみました。

内臓脂肪が減らない人の生活習慣の特徴は?


回答
内臓脂肪が減らない人の生活習慣には以下のような特徴があります:

  • 運動不足: 運動習慣がなく、摂取したエネルギーを消費しきれていない。また、筋肉量の低下により基礎代謝が落ちている。
  • 睡眠不足: 睡眠時間が短いと、食欲を抑制するレプチンが減少し、食欲を増進するグレリンが増加する
  • アルコールの過剰摂取:エネルギーとして消費されなかった分が脂肪となりやすく、内臓脂肪の蓄積を促すホルモンを分泌する
  • 不適切な食生活:
    満腹になるまで食べる
    食事の半分以上が外食
    間食または夜食が習慣化している
  • 運動習慣の欠如:
    1日の歩く時間が30分以下、または1週間の合計が2時間以下
    続けて10分以上歩くことが少ない
    3階以上でも階段を使わない
  • 運動で汗をかくことがほとんどない(週1回未満)
    夕食後の過ごし方: 食後はすぐに寝るか、テレビを見たりじっとしている。
  • 若い頃と同じ食生活: 年齢とともに基礎代謝量が低下しているにもかかわらず、以前と同じ食生活を続けている。
  • 空腹感に関係なく食べる習慣: それほど空腹ではなくても食事を始めてしまう。
    これらの生活習慣が重なると、内臓脂肪が蓄積しやすく、減りにくい状態になります。内臓脂肪を減らすためには、食生活の改善と運動習慣の確立が重要です。

つまりこの逆をやれば、内臓脂肪は無理なく落ちていく、というわけです。

あと、ここには書かれていないけれど、食事を1時間2時間とかだらだら長時間かけて食べている人も多いですね。しかも呑み会の3次会みたいなコアが抜けきった姿勢で延々と食べているから、最初に食べたものをやや消化した頃に、空いた胃のスペースに次の食べ物を入れる・・・というエンドレスサイクルなんです。これではトータルの摂取カロリーも食事量も、どうやったって増えます。

相当な量の飲み食いを相当な頻度で続ける生活をしていない限り、内臓脂肪も皮下脂肪もいきなりそんなに増えないし、その飲み食いの量や頻度を維持しなければ、大幅に増えたものを増えたままの状態で維持することもできません。そして、その飲み食いしたものは、誰かが無理やり口を開けさせて流しんだのではなく、ご自分で手に取り、口に入れ、呑みこんでいるのです。だから、自宅に変な食べ物を置かないのが一番大事。

他には「私、お酒はそんなに飲まないの」と言いながら糖質依存症も多いです。具体的には、白飯や食パンなどの精製炭水化物、菓子類、フルーツジュース、ドライフルーツ、南瓜やさつま芋のように甘い芋類の摂取過多。スムージーやグラノーラも同様です。こんなグラノーラにドライフルーツが入っていて、ハチミツをかけて食べると血糖値爆上りです!パンケーキもフルーツを添えていようがいまいが、糖質は糖質です。個人的には、アルコール依存と精製炭水化物依存は、同じ「糖質依存症」というカテゴリにあるように思います。

お菓子やお酒などの嗜好品を購入する費用を、トレーニングウェアに充てて、お腹が空いていなくても何かを食べてしまう時間を体を動かす時間に充てれば、意外とウエスト周りのお肉はすぐ落ちますよ。

日中の日差しはもう春です。これから少しずつ暖かくなってくるので、長い目で見て最もコスパが良い健康習慣=運動を少しずつはじめてみてください。今の生活を何ひとつ変えずに、「このお腹周りのお肉が無くなるといいな。消えてくれるといいな~」とだけ思っていても、そんな日は一生こないから。