【スポーツ医学に基づいたピラティスの効果:前編】本橋恵美先生@PIVOT YouTube - 2025.02.26
ピラティスを学術的に研究なさっている本橋恵美先生。本橋先生のコアパワーヨガ(CPY)は私も大好きです!ピラティスをPIVOTで語ってくださっています!
私がいつも皆さんに声掛けしている、胸式呼吸、腰椎骨盤帯の安定、骨盤底と腹横筋の穏やか収縮、内腹斜筋と外腹斜筋、胸椎と股関節と肩関節の可動性、動きすぎている関節の安定が大切、建物の1階と2階の安定(ストットピラティスではパワーハウスという表現は用いませんが)・・・などなど、ピンとくることばかりではないでしょうか。ちゃんとこうした科学的でロジカルな生体力学に基づいて指導しているんですよ(笑)
この動画のとおり、腰痛への効果はピラティスがぶっちぎりNO1.なんです。そして、ボディビルダーも、安定して正確にしっかりと動ける方々は、必ず体幹とコアなどのインナーマッスルの重要性や、各関節が本来動くべき可動域(モビリティ)を備えていることの重要性も理解しています。
とはいえ、実は「体幹」や「コア」の定義は、団体やエクササイズのメソッドによっても微妙に解釈が異なります。しかし、絶対に外してはならないのは胸式呼吸、脊柱と骨盤のニュートラル、そして腹横筋と骨盤底の穏やかな収縮、です。
どうぞ皆さん、地味な腰椎骨盤帯の安定を疎かにしたまま、ピラティスを「ただケーブルを使う四肢振り回しインスタ映えエクササイズ」にせず、内観に集中してゆっくり正確に動くことを心がけてください。頭や四肢の重量に頼って勢いにまかせて振り回すような動作は、ピラティスの本質とは真逆にある、全くかけ離れたものです。そんな動作をピラティスだと勘違いして続けたら、せっかくの体に良いはずのピラティスで怪我や不調を引き起こしかねません。
私の感覚としては、第3次ブームの今回が一番世界的に盛り上がっているように思います。そして、ヨガブームで大量に増えたインストラクター並みにピラティスインストラクターが急増しているので、今後は質にフォーカスされる方が増えていくのではないでしょうか。
正しいピラティスの理解やセッションにお困りの方は、いつでもご相談ください✨✨