2025年のお気に入り動画<Part 2> 1950年代の人々が自然に体型を保てた理由 - 2025.12.16
いまアメリカでは、肥満が国防を脅かすほど深刻な社会課題になっています。
米国の肥満率は2020年代に50%に達する予想
しかし1950年代以前の映画や写真を紐解くと、当時は肥満はむしろ例外で、多くの人が健やかな体型を保っていました。その理由は、決して特別なダイエット法でも高価なサプリメントやプロテインドリンクでもありません。日々の暮らし方そのものに、無理なく“健やかさが宿る仕組み”があったからです。
当時の20の食習慣や生活様式は、どれも驚くほどシンプルです。
- 間食をしない
- 毎日ほぼ同じ時間に3食
- 加工食品はほとんどなく、家庭料理が中心
- 徒歩が生活の基本
- 通学、通勤、買い出し、洗濯…日常が自然な運動
- 食器が小さく、1回の食事量も控えめ
- 甘い炭酸飲料はごく特別な日に少しだけ
- 食卓は家族で語らう神聖な時間で、ゆっくり味わって食べる
たとえ1940年代まで遡っても、基本は全く同じということが良く判ります。
ある映像では、ティーンエイジャーの少女が魅力的な女性になるために、姿勢を整え、所作を磨き、穏やかで誠実な態度を心がける様子が映されています。
ここから分かるのは、「魅力的である」ということは決して外見だけを指すのではなく、生活習慣そのものと深く結びついているという事実です。
すなわち、生活(lifestyle=lifeをsustainする行動)そのものが、個人の品格や美しさの基盤になっているということです
子どもの頃、私たちは大人から何度も言われてきました。
- 背筋を伸ばすこと
- 目の前のことに集中すること
- 清潔に保つこと
- 脚を閉じて座る事
- 真っすぐ立つこと
- 頬杖をつかないこと
- だらだら食べないこと
しかし、大人になると、子どもの頃のように「基本的な躾」を指摘してくれる存在はほとんどいなくなります。
だからといって、それらが「大人には不要」になったわけではありません。
ただ、相手が年上であればなおさら、周囲は注意しづらい。
職場であれば、より一層、誰も踏み込まない。
そして興味深いことに、「私はどんどん指摘してほしい」と口では言っても、いざ実際に言われると、たいていの人はあまり良い気はしません。だからこそ、年齢を重ねるほど、自らを律し、暮らしを整える力が求められます。
生活は、いつも理想通りとは限りません。
フルタイムの仕事と育児、家族の介護、産後・病後の体力低下、出張続きによる生活リズムの乱れ…。
誰にでも山があり、谷があります。
365日、自分のペースを保ち続けられる人はほとんどいませんし、逆に365日ずっと忙しさが止まらない人も稀です。もしそれが20年、30年、40年と続くなら、心身が壊れてしまうでしょう。
大切なのは「乱れないこと」ではなく、乱れたときに“立て直す”意志と行動をするかどうか。
一時的な乱れを放置してしまうと、暮らしは荒れ、体力は落ち、健康はむしばまれ、姿勢や所作が崩れていきます。
口にする言葉までもがネガティブになり、口元や表情にもそれが現れる。
そうなると、最も大切な「自分を律する力」までも、静かに失われていきます。
少し想像力を働かせれば、これは決して特別な話ではなく、誰にでも起こりうる未来です。
だらしなく老いていくことは、実は“今日から誰にでもできる、もっとも簡単な選択”なのです。
私はこの仕事を通じて、その安易な道に流されていく女性も沢山見てきました。
この女の子のように、日々の小さな積み重ねを続ける人は、きっと素敵な大人へと育っていくでしょう。
自分が望む姿に近づく努力は、年齢とは関係ありません。
いつからでも、何度でも、立て直せる。
なりたい自分に向かう姿勢こそが、人を根本から美しくしてくれるのだと思います。
