カフェよりキッチン派。発芽小麦パンと“映えない”けれど機嫌のいい生活 - 2026.02.10

アリサンのオンラインショップで、ちょうどセールをしていたタイミングがあったので、アルバラードストリートベーカリーのパンとベーグル、カットオーツ、お気に入りのアップルビネガーをまとめて注文しました。届いた箱を開けて床にずらりと並べてみました。
アリサンのオンラインショップには「おっ!」と嬉しくなるSale価格の商品があったりするので、ごくたまーにチェックするようにしています。とてもささやかな幸せです。
アリサンは、代々木八幡に直営カフェをオープンしているのも知っています。きっと雰囲気も良くて、コーヒーも美味しいのでしょうが、もともと私は外で「お茶をするためだけ」にカフェに行く習慣がほとんどありません。自宅が一番落ち着く場所なので、家でエスプレッソやカフェラテ、コーヒー、紅茶を自分の好きなようにいれて頂く方が性に合っています。映えるおしゃれなラテにもあまり興味がなく、全くキラキラしていない生活です(笑)。
もし月に二、三回、外でコーヒーを買ったりカフェを利用する習慣があるとしたら、「一年、十年単位のランニングコストはいくら?」とすぐにそろばんをはじき、「だったらその金額は自分の勉強やスキルアップに使いたい」と冷静に考えてしまいます。そんな性格なので、「カフェでなんとなくお茶する習慣」は、最初から自分の選択肢から外しています。
そういうわけで、私にとってのちょっとした楽しみは、自宅で「いつもの定番」をじっくり選ぶことです。今回、アルバラドストリートベーカリーのパンを久しぶりに注文しようと思ったきっかけも、原材料表示を眺めていて「これなら久々に食べてみたい」と思えたからでした。
今回選んだラインナップの中では、スプラウトベーグルは砂糖不使用で、発芽小麦と全粒粉ならではの香ばしさと噛みごたえが主役です。一方、マルチグレインとカリフォルニアスタイルブレッドは、はちみつやモラセス、砂糖も少し入るぶん、味としてはややリッチめ。その代わり、雑穀や種実がぎっしりで、「甘さだけ」のパンとは違う満足感がありそうです。
シナモンレーズンベーグルは甘みのメインがレーズンとハチミツで、いわゆる砂糖たっぷりのスイーツ系ベーグルとは違う、自然寄りの甘さのようです。一般的なベーグルは私には重たすぎるか甘すぎてしばらく前からは味覚に合わなくなって遠ざかっていたのですが、これはどんな感じか興味深々です。
カリフォルニアスタイルブレッドは、カッテージチーズやジェノベーゼ、アボカドなどと合わせて、軽いオープンサンドのようにして頂く予定です。白米ですら甘すぎて、毎日の食卓にはきつく感じる私の味覚が、このブレッドの甘みにどの程度反応するのか。またリブレで血糖の動きを計測してみたくなっている自分もいます。こういう数字遊びも、私にとってはちょっとした趣味です。
アルバラドストリートベーカリーの最大の特徴は、この発芽小麦をベースにしていることだと思います。発芽させた小麦に、きびやライ麦、コーンミール、ひまわりの種、フラックスシードなどの雑穀や種実を組み合わせて、栄養価が高く、穀物の風味がしっかり感じられるパンに仕上げているそうです。薄切りのトースト一枚でもしっかり「食べた感」があると評判で、噛み応えのある栄養価の高いパンが好きな方には向いていると思います。
カリフォルニアスタイルブレッドは、かなり薄いスライスなので、カッテージチーズやジェノベーゼ、アボカドなどと合わせて、軽いオープンサンドのようにして頂く予定です。白米ですら甘すぎて、毎日の食卓にたっぷりよそうのは少しきつく感じる私の味覚が、このブレッドの甘みにどの程度反応するのか。興味本位で、またリブレで血糖の動きを計測してみたくなっている自分もいます。こういう数字の観察も、私にとってはちょっとした関心事です。
一緒に注文したカットオーツの活用法は、今回も特別なことはしていません。鍋で煮てオートミール粥にするのではなく、いつもの雑穀ミックスにカットオーツを適当に混ぜて、そのままお米と一緒に炊くだけ。炊飯器のスイッチを押す手間は変わらないのに、食物繊維やミネラルが少し底上げされた主食ができあがるのは、しみじみありがたい仕組みだと思います。
忙しい日が続くと、自炊はつい洗い物を増やさないこと、とにかく早く食べられることが最優先になりがちですが、何も考えずに炊いたごはんが、結果的に栄養密度の高い一品になっていてくれると、あとからじわっと助けられた気持ちになります。毎食完璧を目指すのではなく、「ベースの主食や主菜だけは、できるだけ身体が喜ぶものにしておく」くらいの設計が、自分には合っているようです。
こうしてキッチンに並ぶ「いつもの定番」を眺めていると、その時々の自分の関心ごとや、身体の状態も少し反映されているように感じます。カフェのラテではなく、自宅で淹れたコーヒーと発芽小麦のパン、カットオーツ入りの雑穀ごはんがあれば十分に満足できる暮らし方。華やかな写真映えとは無縁でも、自分で自分の機嫌を取るにはこれが一番ちょうど良い、と今のところは思っています。
美意識と言うほど大げさなものではないかもしれませんが、「どこにお金と時間をかけるか」「何を家に常備しておくか」という小さな選択の積み重ねが、その人のライフスタイルや世界観を静かに形づくっていくのだと思います。サロンでも、お客様には特別なケアだけでなく、日々の食事や生活習慣という足元の土台が、身体や肌の状態にじわじわ効いてくることをお伝えしています。
食習慣が乱れている方は、どれだけ丁寧にエステやホームケアを重ねても皮膚の反応がどうしても遅くなりがちで、同年代で生活がある程度整っている方と比べると、その差は年を重ねるほど歴然としてきます。同じようにピラティスをしていても、日頃の食事や睡眠、ストレスケアができている方のほうが身体の反応は明らかに良く、動きの変化や回復のスピードにもはっきり差が出ます。
自分自身も、こうしてときどきキッチンの棚を見直しながら、「今の自分はどんな暮らし方を選んでいるのか」を確認する時間を、これからも大事にしていきたいと思います。
