ロレッタブログ

エステ&ドクターショッピングを繰り返す人 - 2017.07.10

サロンでカウンセリングをしていると、多いのがこんな回答。

「○○クリニックで体験で1回だけフォトフェイシャルを受けました。その後にも体験で××クリニックでもフォトフェイシャルうけました。」
「ピーリングは○×クリニックで2回だけ」
「お薬を処方されたのですが、なんだったか憶えていません」

などなど。あちこちで最安値やキャンペーン中のメニューを渡り歩いていたり(←長期的に同じ人の目で皮膚の推移を観察・管理することのメリットと重要性を理解していないので安さに釣られている)、もしくは素人考えでよさそうに思う(←科学的根拠がないただの思いつきであることに気づいていない)クリニックやエステ、スキンケア製品を渡り歩いている人がちらほらいらっしゃいます。
それを選んだ理由を尋ねると「なんとなくよさそうだったから。でも効果はよくわかりません。」と一様の答えが返ってきます。

それでお肌をみてみると、それなりにお金がかかっているのに実を結んでいないんですね。もったいない。
その行動パターンは、飛びつくのも早いけど、飽きるのも早い。

長期的な展望がないままとりあえずよさそうなものに手をだすというのは、どこに行くか決めずにぼんやり歩きだすようなもの。だからいつもなんとなくお金を使って、とりあえず時間を費やしてみたけれど、手ごたえが薄い結果になるんですね。
おそらく、広告に最も踊らされる人の行動パターンがこれ。無駄な鉄砲を数打って、しかも当たっていない。

その姿は、とびぬけた綺麗さを獲得したというよりは、「そこそこ」で止まってしまっています。
効率よくもっともっとサクサク綺麗になれるはずなのに、ほんとうにもったいないです。

自分のことを大事に思うなら、メニューを勉強するのはもちろんのこと、お肌と身体を長期的に預けるにふさわしい人、信頼できる人かどうかをよく見極めて自己決定してください。うちに来たかったら来たらいいです。来たくなかったら来なくていいんです。それはご自分で熟考して、お選びください。

私はよく「どうするかはご自身で決めてくださいね」と言います。私は頼りにされるのはよいのですが、依存は好ましい関係性ではないと思っているんですね。依存されて喜ぶ人って、劣等感が強く自信がなくてプライドだけが異常に高い「弱い人」です。そういう人は自分よりも弱い人に囲まれて必要とされることで安心するんですね。その本質は傲慢です。

私はみなさまから頂いた質問や疑問にはご理解いただけるまで言葉をつくして説明するし、回答します。お悩みやご希望に沿った選択肢も提示します。しかし、そこから私にすがって決めてもらおうとする人をよく観察しているとわかるのですが、心の奥ではこちらを全て信頼して委ねているのではなくて、ただ責任転嫁をしたいだけなんですよ。

こういう思考パターンは誰かの庇護のもとに生きている人に多くて、それって一見楽そうなのですが、ほんとうは一番きついメンタルなんですね。ずっとフラフラしていて定まらないから。自分で決めたほうがよほど楽なんですけどね。「誰かにいわれたから」というメンタルは依存です。精神年齢が成熟しておらず、心身に緊張感がないんですね。だから魂が抜けたような顔をしています。口元がだらしない感じになる。

一方、「自分が選んだ」と言える自分であろうとする人は心身が凛としてとても美しいです。前者との最大の違いはメンタルの強さです。その強さは他人が授けてくれるものではなく、自力で獲得するものです。

いくつになっても自分なりに綺麗でいたいなら、サロン選び、エステティシャン選び、クリニック選びはどこの誰を選ぶかとことん真剣にやりましょう。これをやらないと、結果的には自分で自分をないがしろにすることになります。

なぜこんなことを言うのか。エステ業界の実情について、つづきは明日。