意志が弱いからこそ前倒し - 2018.09.03
メーカーの営業さんから、「甲原さんはいつも沢山のことを先を読んで積極的に取り組まれていますが、そのモチベーションは何ですか?」的な質問をいただきました。
答え「私は怠け者だから」
私は人一倍ぐうたらだし、ほおっておくといろんなことをずーーっと先延ばしにして、いつまでもだらけていられる性格なんですよ。しかも朝早いのも苦手、通勤電車は乗りたくないというどうしようもない協調性の無さ。(笑)
これを放置したら、体型は崩れ、部屋は汚くなり、キャリアも何の役にも立たないものしか得られないのは間違いない。だらしのなさは日毎に拍車がかかるだろうし、よくない食習慣が染みついて、キャリア形成に最重要な20~30代を無為に過ごし、つぶしのきかない人間になるだけ。こんな事態に陥ってから自力で這い上がるのはどう考えても大変です!
そして私はそこから這い上がれるほど強くも優れた人間でもないことを自覚しています。そのくせに自己正当化のために間違った自己愛を頑なに抱いて、人のせい、環境のせい、時代のせいにするのでしょうね。でもそんな自分も到底好きにはなれない。自分が自分のことを大嫌いのまま寿命まで何十年も生きるのって、もう想像しただけで最悪ですよね?(苦笑)
だから、そうならないように前倒しで手をつけるようにしているだけなんです。せっかくなら、自分を好きになって生きられたほうがいいから。
怠惰だからこそ、前倒し。
たまにじゃなくて、毎日。
人よりできないから、人の3倍トライする。
そうしたほうが自分が結局は楽だから。
理屈というほどのことでもない、めちゃくちゃシンプルな発想。