黒柳徹子さんの1日50回中腰スクワット - 2019.11.26
先月は黒柳さんの朗読劇に初めて行きました。1部と2部で、2時間半ぐらいあったかな?その後のトークショーは、私は仕事で途中までしか聞けなかったのですが、いずれも驚くことに、お水を1~2回しか口にしないこと!ずっとお話されているので、喉も口も乾きそうなのに、せき込んだりしないんですよね。
逆に、客席ではとにかくもうずっと咳をしている方が多くて、あちこちから咳き込んでいる音が聞こえてきて、そちらのほうがむしろ心配になりました。寒い雨の日で、しかも大型台風が襲来する前日の公園だったので、そんなに免疫力が弱っていると、翌日の気圧の変化は相当つらかったのではないかと・・・。
何冊か著書も拝読しているのですが、『トットひとり』はもう涙なくしては読めませんでした。
ジャイアント馬場さんから教わったというスクワットを長年続けているお話は有名ですよね。
―毎日やっていらっしゃる?
毎晩やっています。これはね、ジャイアント馬場さんが『徹子の部屋』で、「百歳まで仕事がしたい、舞台に出たいと聞きました。だったらヒンズースクワットをおやりなさい。僕たちは二千回やりましたけど、あなたはレスリングをやるわけじゃないから、五十回やればいいですよ」って、こうやって見せてくださったんです。あとに買いへの階段の上り下りを二回。「これだけは、毎日やってください」と言われました。どうしてかというと、「年をとると昨日できたことが、一日休むとできなくなります。毎日やっていれば、昨日できたことは、今日できますから」とおっしゃったのでね。以来、どんなときでも。ユニセフでアフガニスタンに行ったときは、電気がなくて暗闇の中でやっていましたら、「黒柳さん、アフガニスタンでもヒンズースクワットやってましたよー」って有名になったぐらいですけど、暗闇でも、どこでもできるんです。ほんのちょっとの場所があればね。人間は足から駄目になっていくっていう残念なことがあるので、百歳になっても舞台に出て歩けるようにと思って。
-スクワットって相当きついけれども、毎日やればきちんと答えてくれますか?
そうだと思いますね。まあ口だけ達者で歩けないのも、ちょっと困ったものだと思いますのでね。足はそれについていけるようにと思っています。まあ筋肉を付けることが一番なんで、少しでも筋肉を付けられればいいと。
スーパーまんかに行ってもお買い物をしたら自分でそれを持ってですね、チャンチャンチャンと。あまり重いものを買っちゃうと大変ですから適当なものを買って、それを両方に持って、自分でゆっくりでもいいから歩いて。腕にも筋肉を付けるようにして。
とにかくやらなければ、話にならないということを、よく理解なさっているからこその実行力ですね!つべこべ言う暇があったら、まず動く、なんですよね。幼稚と可愛いをはき違えて年を重ねてしまう女性は少なくないけれど、黒柳さんの無邪気でチャーミングな年の取り方は本当に素敵です。