コアアライン(CoreAlign)が到着！ - 2023.08.18

今月は、CoreAlign（コアアライン）というイクイップメントを新たに設置しました！（拍手！）

実はピラティスフル認定インストラクターになった頃からずーっと欲しかったのです。コアアラインの輸入と搬入手続きは各種ピラティスイクイップメントの購入で慣れているのでそれはよいとしても、コアアライン自体のサイズがとても大きいので、果たして当サロンのスペースと天井高に対して、搬入、組み立て、設置が可能なのかどうか、慎重に検討していたのです。

「やっぱり買う！」と決意してからというもの、頭を巡りに巡らせてSPXリフォーマーの隣に落ち着きました。ラダーの裏にリフォーマーのアクセサリー類やポール類が収納できたので、思ったよりスッキリしました！（拍手）

もしこのラダーの壁側にステップ台がついていれら、フィーちゃんのキャットタワーも兼ねられそうですよね？残念ながら、そんな別売り付属品は無いのですが（笑）。

コアアラインは、直訳するとCore=体幹を、Align=整列する。今までのピラティスマシンにはない、動きの可能性に変化をもたらすイクイップメントです。ピラティスが目指す理想的なアラインメントが実現する姿勢、全身の均整の取れた筋バランス、直立二足歩行における動作パターンの向上のために、理学療法士のジョナサン・ホフマン氏により開発されました。

私はこれを見た瞬間、ピンと来たし、絶対にジョナサン氏はピラティスのことを分かった上で作ったんじゃないかと推測したのですが、なんとどうやらそうではないらしく、話によるとジョナサン氏ご本人がスケボーが好きらしく、それをヒントに作ったそうです。なるほど納得！！

既に海外では名のあるスタジオを中心に徐々に広まりつつあるのですが、日本ではCoreAlignを導入しているスタジオはまだまだ大変希少です。

コアアラインの最大の利点は、歩行やランニングなどに代表される人間の基本である荷重下の立位で体幹強化が安全にできるところです。人間の自立的な移動に不可欠な直立二足歩行は、体幹を活用しなければ効率よく歩けないという根源的な事実が、コアアラインに立ち、身体を動かすことで、即効的に全身にフィードバックがかかり、否応なく直感的に全身で理解できます。

この全身で感じる即効的フィードバックにより、ご自身の動きがいかにファンクショナル（機能的）な本来あるべき立位動作から、偏りや左右差が生じているかまで感じ取ることができます。

この「理屈よりもご自身の全身で感じ取ることができたアンバランスな身体という事実」を体感することこそが、立位の動作パターンの再教育の促進と意識向上に最適なのです。コアアラインの高い動作再教育効果は、まさにピラティスの目指す、筋肉量や柔軟性や伸張性を1つ1つ捉えるのではなく、「最も重要かつ全ての基本となるのはアラインメント」というスタンスと完全に一致しています。アラインメントが全てであり、そこから姿勢、バランス、歩行、機能的かつ統合的な動作の向上が生まれるのです。

このように大変独特な立位エクササイズを可能とするコアアラインを用いたエクササイズの対象者は、またピラティスと同様に、あらゆるフィットネスレベルのクライアントに及び、その適用対象者は筋骨格系障害や脳神経疾患のリハビリテーションから、トップアスリートのパフォーマンス最大化まで広く及びます。

従来のピラティスイクイップメントによるエクササイズだけでも素晴らしい利点は無数にありますが、立位でのエクササイズ数をさらに増やし、セッションで得た学びをひいてはご自身の日常生活の歩行、そしてあらゆる立ち居振る舞いに反映させたいときに、コアアラインは強力な味方になります。

今後はお一人おひとりの必要に応じて、9月1日からピラティスセッションにこのコアアラインを導入していきます。また毎週ご来店いただいている顧客様には既にお伝えしていますが、9月1日からセッション代金が改訂になります。次回はその改訂内容について、お知らせいたしますね。

今後はお一人おひとりの必要に応じて、9月1日からピラティスセッションにこのコアアラインを導入していきます。また毎週ご来店いただいている顧客様には既にお伝えしていますが、9月1日からセッション代金が改訂になります。

ということで、次回は改訂内容について、お知らせしますね。今後のロレッタでのセッションの充実に、ぜひご期待ください！