【シミ改善の経過画像】2022年10月~2023年12月 - 2024.01.15
当サロンにお通いのお客様には、私自身のホームケア&サロンケア併用によるシミ改善の経過画像をリアルタイムでお送りしていましたが、せっかくなのでブログにもまとめますね。
- サロンケア:エクスビアンスのブースターピールと高濃度のスノーピールの両方を使用し、プラズマライトのクリアXLも照射
- ホームケア:エクスビアンスとメソシューティカルはナノホワイトセラムを含む美容液各種。さらに2023年夏以降はアイメソを追加。
*ホームケアはこれ以前もエクスビアンスとメソシューティカルを使用していました。が、自分の顔の定期的なピーリングができていたかというと、この数年はピラティスやトレーニング関連と英語の勉強、介護美容の講師業に追われてサロンピーリングが全くできていない状態でした・・・コロナ禍でも更に多忙になり、週2~3回のリバイブスキントリートメントマスクが精いっぱい・・・の状態からのスタートです。サロンピーリング以外に生活習慣も更に改善していった経過と記録、としてご一読ください。
2022/10/30
全体的にターンオーバー低下によるくすみ、UVケアをしていても目立ちはじめた目の横(生え際あたり)の紫外線によるシミ、散発的な小さなシミ、うっすらと肝斑もある、45歳なりの経過をそれなりに感じる肌です。この目の横や頬の散発的な小さなシミは、昔タカナシクリニックで一度ほくろ除去をしたときについでにレーザーを照射してくれたものなのですが、シミのレーザーって、大抵数年後により濃くて大きなシミになるんですよ。
同じ理由で、医療機関で処方されるハイドロキノンとトレチノインのTHクリームも私は好きではありません。なので、この再発は案の定というか「・・・やっぱりね」です・・・。
1回や数回で確実に照射が終わるほくろ除去や脱毛とは違い、シミはレーザー照射してもエンドレスの憎悪サイクルにはまりやすいんです。そして、一般的な医療機関で処方されるハイドロキノンやトレチノインも、決して長期間連用する類のものではありません。
2023/3/7 サロンケアは3~4週間毎に実施。早々に薄くなってきましたね。10年来のつきあいの美容師さんからは「肌きれいになりました?」とか、数年ぶりに会う知人からも「肌きれい!」と驚かれるようになりました!私が年を重ねたのもあり(この時点で46歳)、同年代と比較しやすいのかもしれません?
2023/4/14 シミと皮膚全体の明るさ、滑らかさ、キメが均一に整ってきました。変化がとても分かりやいです。顔全体のトーンは明らかに明るくなり、薄く淡く複数点在していたシミも数や色がかなり減ってきました。
メイク有(ベースメイク使用製品:ディアファ―ヌロゼBBクリーム、ディアファ―ヌフェイスパウダーの2品のみ←当サロン取り扱い品)。コンシーラーなどは一切使わず、メイク所要時間10分未満。
顔色全体が明るくなった理由としてもう1つ思い当たること。それは、2022年11月にアルコール摂取を完全にやめたことです。自宅飲みは7年前(40歳になった時)に止めて、飲酒は年3回程度の外食時のみにしたところ、飲酒頻度減少に従いアルコール許容量も加速度的に低下した実感があったので、代謝も落ちる年代ですし、「ちょうどよいタイミング」と思い、以来呑んでいません。
私はこんな風に、30代後半頃から生活時間帯や習慣を本格的に徐々に変えていくようにしてきました。その理由は、私は自分の性格を放っておくとどこまでもだらしなくなる性質で、習慣化するまで人三倍くらい時間がかかる癖に理想だけは妙に高い、と認識しているからです(笑)。
だったらその悪条件を自覚して、「まだ早いかな」と思っているうちに全力で自分を変えるのが正解と考え、実践してきました。私はその逆のパターンつまり、自分のマイナス面を自覚していながら目を背け、口では理想論をかざすような人にはなりたくないんです。
ちなみに、「まだ早い」のだとすれば「やりどき」があるとみなさん思うかもしれませんが、現実の「まだい」の次は「もうやばい」しかありません。
2023/9/17 ホームケアにアイメソも投入開始。有効成分がさらに数百倍浸透アップしてくれるので、シミがさらに薄くなってきました。シミが薄くなっていく時は、その中心からまるで浮き輪のように色が抜けていくのが特徴です。面白いですよね?
ちなみに、6月以降は朝のオンライングループセッションに「筋トレ版」が加わったので、朝7時からの参加者の皆様との運動は週6回に頻度増です。それ以外にも運動しているので、なんだかんだ1日あたり2~3時間は体を動かしているので、無理なく体脂肪率減、体重増(←筋肉が増)。
2023/12/10 左の目尻のすぐ横に出てきていたシミが、すっかり淡く、ほぼ見えない状態になりました✨✨ただし顔が全体的に赤いのですが、これはアイメソでネオレチノコンプレックスを大量に浸透させたことによるレチノイド反応です(笑)。ここから年始にかけて、皮膚のリニューアルをさらに促進しました。
こんな感じに焦らずコツコツケアを続けると、紫外線暴露によるシミはちゃんと薄くすることができます。ただし、紫外線はこの世に太陽がある限り逃れられず、また骨や心身の健康にも欠かすことができない大変有益な恩恵もありますから、恐れずに上手に付き合っていきたいです。
とはいえ、私もあと2カ月で47歳ですから、もともとうっすらある肝斑はこのようにケアをしていても、今後はホルモンの乱高下の影響で、ある程度は一時的に増悪する可能性があると予想しています。たとえピルからHRTに移行したとしても、薬剤と自分の身体がどの程度ホルモンの変化に反応し、色素に影響するかを正確に予想することは不可能です。ただし、更年期の肝斑増悪も【閉経後の新たなホルモンバランスに適応するまでの過渡期】の現象なので、新たなホルモンバランスに適応すれば次第に収まります。だから、閉経前後にシミや肝斑一時的に急激に濃くなっても焦る必要はありません。こういう知識が身を助けます。
やってはいけないのは、やみくもにレーザーを当てること。これをやったせいで、10年15年以上前に閉経した60代の方でさえ、三日月のようにくっきりと肝斑が残ってしまった方がどれほど多いことか・・・・。医療は一度受けると決してなかったことにはできない「侵襲性」という特性があるからこそ医療なのです。点滴、注射、薬の服用でさえ「やらなかったこと」にはできません。
私はこのような「後悔先に立たず事例」をそれなりに見てきたので、幾らケアしても閉経頃にまた濃くなることを想定すると、そこだけにやみくもに美容医療予算を投入するのはコスパ悪い、と考えます。
それよりも、サロンケアとホームケアをコツコツ継続して、食事や運動での代謝の維持と向上に努める・・・というストレスフリーな方法で、肝斑や日光性のシミの増悪を可能な限り軽症で済ませられたら、と思っています。
シミや肝斑にレーザー照射と医療用ハイドロキノン塗布→数年後に増悪→再びレーザー照射とTH塗布→再び増悪・・・というエンドレスなサイクルに自分を載せるのは、私自身にとってはQOLが低いからです。それよりも、スキンケア、食事、運動、睡眠などの生活習慣改善を徹底した結果として、顔の一部にあるシミという色素新着の改善だけではなく、脳、筋肉、内臓、全身の皮膚や頭皮や爪や髪を含めた全身の美と健康に結果が反映されたほうが、圧倒的にコスパがよいし、自分が一番楽になると考えます。
なぜならば、食事が整うと自分を作る原料が満ちます。運動するとそれらが血液に載り【筋肉、皮膚、脳】に一気に流れ込みます。十分な睡眠は日中の全身のダメージを回復させ、代謝産物である老廃物を排出してくれます。どうやったって悪くなりようがないんです。
私にとっての最優先事項であり目指す到達点は、生き物としての全身が健康になることです。1つ2つの皺が減る、大小のシミが多少減る、という近視眼的結果の美肌獲得やエイジングケアではないのです。最優先目標をはき違えると、費用対効果どころか、「お金も時間も下手な鉄砲も数撃ったが的外れ」という残念な事になります。
もちろん、大小のシミやシワにこだわりたくなる気持ちもよーくわかります。ただ、それに囚われすぎてしまうと全ての行動や思考が「視野狭窄に陥ったコンプレックス改善」になりやすいのです。長期的には1つ解決しても「次はここが、あそこが気になる・・・」という風に、常に重箱の隅をつついて不満を見つけるような生き方になりやすいのです。これだと、長期的に人生全般があんまり楽しくないと思うんですよね。実際に仕事柄、そういう女性は沢山見てきました。
人が他人見るときは、ズームインした小さなシミシワの有無ではなく、もっとズームアウトして「生き物としてのその人全体のクオリティ」を見ている、という事実を忘れないでください。
今回のブログが、みなさんが「ご自身にとっての最優先事項」を検討するときの参考にしていただければ幸いです!