ロレッタブログ

【パワープレート】東京女子体育大学新体操部スペシャルインタビュー - 2024.05.24

女性の美しさというと、ぱっと見きれいなものを着ているとか、宝石をいっぱいつけているとか、そういうことではなく、やはり立ち居振る舞い、表情の美しさというものが重要な気がしております。

どんなにお顔を化粧できれいにしたとしても、姿勢が悪いという状況でそのままの立ち居振る舞いだと、どうしても美しさに欠けてしまう。特に新体操というスポーツに携わっているので、良い姿勢であったり、立ちかた、歩きかたがきれいだと美しいな、と感じてしまうんですね。

例えば、背が高い・低いとか、手足が長い・短いというのは今新体操界ではあまり重要視されていません。どんなプロポーションであっても、立ち居振る舞いが美しいと”美しい”と評価される時代が来ていまして、それは世の女性たちも一緒だと思うんですね。

年齢や身長やそういう部分で評価されるのではなくて、その人の姿、歩き方とか、立ち方とか、表情とか、そういう美しさそのものが、人としての美しさとして醸し出ていくのかなと考えています。」

長く女性を定点観測していると、40代後半~50代位の年齢になると、30代半ば~後半位のセルフイメージとのギャップと現在の折り合いに困難を感じたり、過去を脱却するのが難しくなってきがちなことがよく判ります。それと同時に、結局は今の自分と素直に向き合うことがとても大切だということもよく判ります。

たとえ20代や30代の頃を懐かしんでも、そのころの自分が正しい姿勢や美しい歩き方や振る舞いをしていたとは限りませんし、おそらく私も含めてほとんどの人が全然できていなかったと思うんですよ。たとえ正しい歩き方や姿勢を教得てくれる人がいたとしても、謙虚かつ本気で自分で自分のために教わりに行こう、なんていう気持ちがあったかどうかも怪しいですよね(笑)。私は30歳でピラティスのパーソナルセッションを開始しましたが、今の状態まで持ってくるのは本当に長い道のりでしたから。あの時に「自分のために、これだけは20年30年という単位で、何があっても必ず続ける!」と決意して、行動に移してなかったら、47歳の今頃は一体どんなに酷い姿勢になっていたのだろう・・・とゾッとします。

しかし過去がどうであれ、今日が残りの人生で一番若い日なのだから、現地点から自分で取り組んで育んでいくしかないですし、それ以外にやりようがない、というのも事実だと思います。やらないよりはやったほうがよいし、やらなければ悪くなる一方なのが姿勢と健康管理というのも間違いのない事実なのだから、「表面を飾る事にはずっと熱心だけど、いつまでも本体はほったらかしというのは、ちょっともったいないように思います。

40代、ましてや50代、60代ともなれば、セルフメンテナンスの一環として、体にかける時間は大幅に増やすのが正解ですし(理想は30歳)、自分の頭で考えて「自分は五体満足な健康体で生まれたし、今も普通に生活は遅れているから、ほおっておいても未来もそのままだろう」というのが思い違いだと気づき、行動に移して来店を継続している方が当サロンのお客様にはとても多いですね。

自分を変えようと決意し、それを10年15年20年・・・という単位で継続している人のことを、私は心から尊敬します。それがどれだけ大変なことかは、自分が毎日継続しているからこそわかりますよ。共に頑張りましょうね!