ロレッタブログ

CARON - 2010.05.18

もはやフランスの文化遺産の一部といわれるゲラン発祥の地ですから、香り関係のもので、どうしても手に入れたいものがいくつかありました。
その一つが、美しいアトマイザー。
日本でも探しまくったのですが、本当に‘ちゃち‘なものしかなくて、これはフランスで探すべきだな、と。
訪れたのは、1902年創業のCARON

フルール・ド・ロカイユやミス・ロカイユが好きですが、そのほかの香りは日本人にはクラシカルすぎるのか、いまだに日本での知名度は案外低いと思います。
ボンマルシェやラファイエットなど、パリではあちらこちらに見かけるのに、もったいないです。
CARONのブティックには、バカラによる伝説的な‘フォンテーヌ‘という入れ物に香水が保管されていて、そこから香水ボトルへそそがれます。
`フォンテーヌ‘の手前に見えているピンクの丸いのは、パウダー用のパフです。

ローズの香りのパウダーや、香りを漂わせるために素敵な扇、コットンボックス等、ドレッサー周りに置くと気分があがりそうなものがこんなにたくさん!!

ぜひ、訪れてみてくださいね!!

そして、やっぱりCARONのアトマイザーは美しい!!
ガラス製で手書きのペイントが施されて、信じられない完成度!!!
数種類ある中から選んだのは、この3つ。割らないように大切にしようっと!

そのほかに購入した香りものは、アニック・グダールの`Vanilla Exquise`、愛用のニナリッチ‘Love in Paris‘、昔ちょっとだけ関わったパイヨの新しい香り‘EAU DE SOIN‘、懐かしいゲランではシャリマーのボディパウダー。
でも、本当はサムサラのボディパウダーが欲しかった・・・なんと、廃番でした・・・ショック!!!!
かつてはミツコ、シャンゼリゼ、サムサラ、シャリマーの4種類があったのですが・・・。
パッケージも当時と変わっていて、前は手のひらに直接出せるボトルタイプだったのですが、今回のはゴージャスだけどちょっと場所とりますねー。
あ、でもこれはゲランの化粧品全般に言えることでしたね。(笑)

本当は、パイヨにかかわっていた当時に発売されていたこの2つの香りが欲しかったのですが、これも廃番。
好きなものがことごとく無くなっていくのは、さみしいものです。
ルームフレグランスの代わりにしたかったのに・・・・。
エナジャイジング ボディスプレー

パンパーリングドライ ボディオイル

あとは、モノプリとかで1ユーロくらいでごく普通に販売されている石鹸‘Palmolive‘のラベンダーの香りが素敵で、くんくん嗅いでいたりしました。
広山均先生のセミナーで留学時代の話を聞いて、ぜひどんなものが知りたかったのでした。
これが毎日使えて1ユーロって、ありえん・・・。
広山先生のインタビューは、とても面白いものがこちらにありますので、香りがお好きな方はぜひどうぞ。
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