ロレッタブログ

突然のキス - 2012.10.12

個人的になんだか嬉しかったニュース
西原理恵子さんは地元(高知県高知市)の浦戸出身、かんばらさんはそのすぐそばの瀬戸というご近所なのと、お客様から漫画(「できるかなシリーズ」)をかしていただいて以来、すっかり好きなのです。
そういえば、昨日はちょうどこんな記事の更新のおしらせが届いていました。
西原理恵子さんと植島啓司教授 #麻雀
こういうのって、植島先生ならふつうのことかと。
ということで、本日は今年出版されたなかでも特にお気に入りの1冊をご紹介しますね!
かんばらさんは発売早々に植島先生にメッセージを書いてもらったのですが、サインどころか猫の絵だか落書きだかよくわからないような絵やメッセージがちりばめられた(?)とんでもない1冊になってしまいました。(笑)
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突然のキス 恋愛で読み解く日本文学 /ちくま文庫 / 植島 啓司

ヒロインは、なぜこの場面でこのように不可解な行動に出たのか。
真実はひとつに見えるが、男女の間ではそう簡単にはいかない―男女の感情の行き違い、誤解、あるいは逆に思いやりによって引き起こされる思いもかけない言動の数々。
日本近現代文学の恋愛小説の名作を取り上げ、著者自身の恋愛体験に照らしながら、主人公たちの謎に満ちた振舞いを解明する試み。
『神隠し』 藤沢周平
『誰も知らぬ』 太宰治
『事件』 大岡昇平
『ねむり姫』 澁澤龍彦
『三匹の蟹』 大庭みな子
『眠れる美女』 川端康成
『暗室』 吉行淳之介
『妓獲鳥の夏』 京極夏彦
『喜寿童女』 石川淳
『水の女』 中上健次〔ほか〕
南 伸坊さんによる書評
もう20年以上前になりますが、南伸坊さんと植島先生は共著でこんなユニークな本も出版なさっていました。まだ実家にあるかなあ?