ロレッタブログ

フロリハナ(フロリアル) - 2014.04.13

ロレッタでは、オープン以来「フロリアル」の名で知られるフランスのオーガニック・エッセンシャルオイルを施術に用いてきました。
その間、ボトルが変更になったり、チャイルドロックがかかるキャップになったり、精油がかわいい缶に入った使いやすいサイズになったりと、メディカルグレードの高品質を維持しながらも、使いやすい工夫が色々と施されてきました。

ロレッタでは、ヘビーユースの業務用として50ml(右側)を使用していますが、お客様には15mlサイズ(中央)をご紹介しております。やっぱり、香りも有効成分もフレッシュなうちに使い切って頂きたいですからね。

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現在フロリアルは「フロリハナ」と名を一新し、香水で有名なグラース市とカンヌからさほど離れていない、豊かな自然に自然に包まれたコーソ-ル高原位置するフロリハナ蒸留所で作られています。
以下、メーカー諸々の資料から抜粋してご紹介しますね。


エッセンシャルオイル精油(蒸気蒸留)、エッセンス(柑橘類の圧搾油)とアブソリュートは、植物学的に定義され100%天然であり、多くの精油とエッセンスは100%オーガニックです。ヨーロッパので認証はエコサートと米国日本ではコントロールユニオンBVよりNOP-JASの認定を受けています。
クロマトグラフィーによる分析、クロマトグラフィーでは判らない駆除剤、殺虫剤の成分である有機塩素剤と有機リン剤の有無についても分析を行っております。この検査は、検出された化学合成物質全てについても分析を行っており、化学肥料の有無もこれに含まれています。
また、日本国内で表示可能な有機JAS認定を取得しております。

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2001年度からフロリアルは蒸留所の本拠地を南フランス高原地帯のコーソールに構え、蒸留所の名称をフロリハナ蒸留所と致しました。また、蒸留装置はさらにグレードアップし、「フラッシュデタント(低温低圧蒸留)」と呼ばれる革新的な技術を、完成させました。このプロセスは、精油、芳香蒸留水の蒸留ではユニークです。蒸留は40℃から80℃間の非常に低い温度で抽出を行うことが出来るので、揮発性の高い成分の分解を防止し、結果は我々の期待をはるかに超え植物の持つ芳香成分を大きく変化させることなく抽出出来るようになりました。植物によって、温度、時間を細かく設定することは、植物の分子を変化させない為に重要な点です。フロリハナ蒸留所では新装置を最大限に活用することによって、植物が持つ自然の力をより感じて頂けるエッセンシャルオイルの生産を実現いたしました。

ラベンダーワイルド(野生のラベンダー)の刈り取りから、フロリハナ蒸留所で蒸留、ボトリングの映像

蒸留所の建物は自然環境保護に配慮したフィンランド製の2対のログハウスで建築されています。周囲に10ヘクタールの有機農場を所有しラベンダーなどの芳香植物を栽培をしています。 周辺の約1000ヘクタールの高原では野生の芳香植物ラベンダ-、タイム、セイボリ-などを採集をしています。自然と環境の保全と統合は、創業以来蒸留所の主な目的と当社製品の基盤にあります。エッセンシャルオイルに使用されるガラス瓶、アルミの容器(50g)、外の缶容器の金属は100%リサイクルが可能です。

ラベンダーワイルドの栽培の様子

日本ではありえないような、雄大な南仏特有の景色と大自然を擁するこの周辺には、空気が棲んでいることを象徴する天文観察所があり自然保護地域に指定されています。星が降る高原、それがコーソールです。