ロレッタブログ

日光角化症 - 2014.08.26

日光角化症を液体窒素で除去されたお客様がいらっしゃいました。
せっかくなので、参考になるサイトのお知らせ→そのシミ日光角化症ではありませんか

エステで「あなたは〇〇病ですよ」というのは医師法違反です。
このような「診断」とそれに基づいた「治療」は医師のみが行うことができるのですが、意外とエステにいらっしゃるお客様はご存知ない。なので「これって何でしょう?」と聞かれることが非常に多い。(苦笑)でも私が「これは○○ですよ」とは言えないんです。

そのため、ロレッタでは皮膚の様子が美容上の一般の悩みと異なる場合は医療機関の受診をお勧めしております。このブログをご覧になっている方の中にも、私から病院の受診を勧められたことのある人は結構多いかと。
ご本人はシミだと思っていたら「真皮性メラノサイトーシス」「太田母斑」「肝斑」「脂漏性角化症」「日光角化症」と診断された方。ニキビだと思っていたら「蕁麻疹」「マラセチア毛包炎」「脂漏性皮膚炎」。日焼けや色素沈着だと思っていたら「癜風」。アレルギーだと思っていたら「汗疹」だったという方も。足だと角化が実は「水虫」だったりしますしね。(だからロレッタではスリッパは全て使い捨てを徹底)

この辺、サロンオーナーやエステティシャンも混乱しているのではないかと思います。残念ながら、そうした混乱が本来エステで行うべきではない施術や(科学的根拠のない)アドバイスに繋がっているのでは・・・と危惧することも。
実際ロレッタにいらしたオーナーやエステティシャンから「ちっとも治らないニキビのお客様がいて」とか「ピーリングを繰り返してもシミに変化がない」とかよく相談されますからね。エステは健康な皮膚・身体に行うべきものであって、通常とは異なる症状はすみやかに医療機関を受診してただきましょう!近年は化粧品も施術も急速に発展していますが、それでもエステは治療ではありません。我々エステティシャンは、決してそこを勘違いしてはならないと思います。