ロレッタブログ

超高級車を改造したヤバすぎる焼き芋屋さんYotta 岡本太郎賞おめでとう宴 - 2015.02.15

歌舞伎町の上海小吃で表題の宴(総勢25名くらい?)がありました。中野坂上の交差点で信号待ちをしていたら、疾走するデコトラセンチュリー金時に遭遇して大笑いしたものです。去年ブログでもご紹介しましたね。
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歌舞伎町の怪しい路地裏にある上海小吃(シャンハイシャオツー)は、看板は一応あるものの地図が無ければ誰ひとりとして辿り着けなさそうな異次元にあるカオスな店。詳しい様子を知りたい方はぜひネットで画像検索を!

「35歳までの3人以上のグループは、飲み物(ビール・紹興酒以外)の持ち込み可」というシステムらしいのでお得なことこの上ない。ぞんぶんに持ち込まれた酒を眺めているだけでなんだか楽しくなりますね。
とりあえず団体は小屋(笑)に案内されるらしく、たどり着いたら唐辛子でゲホゲホいってる店員に「団体?上、上」とボロボロのビルの上階に行けと案内されました。働いている人がそんなにむせるほどの唐辛子ってどうよ、とおもったら後から出てきた火鍋でみんな咳き込んで大変なことに。(笑)

出される食べ物は何が原料なのか一見良くわからないのですが、とりあえずオーダーは日本語でOkで、揚げパンが絶品、取り皿はティーカップの受け皿で、グラスは昔の喫茶店や食堂にあったような水用のコップで、脈絡なく貼られまくったタペストリーが半分剥がれおちていたり、予約帳替わりなのかところどころに日程が落書きされた壁紙、引き出しからは壊れたリモコンと曇ったグラスが出てきて爆笑。極め付けは3時00分45秒で止まっている部屋の時計・・・カオス感が半端ない!!あまりに面白すぎて写真を撮ることすら忘れていたのですが、中国製ミッキーもいました。
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続々と運び込まれる前菜に出てきた蟹。(笑)蟹食べる時って無言になりますよね。
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この日の宴は、激務明けの美人編集者が階段から落ちて7針縫う大怪我を負ったり、主賓のヨタと会見形式での質疑応答があったり(笑)、ネタが満載すぎて気づけばなんと5時間にもわたる宴。

で、いまさら本題ですが今回受賞の「岡本太郎現代芸術賞」というのは「時代に先駆けて、たえず新たな挑戦を続けてきた岡本太郎。岡本太郎現代芸術賞は、岡本の精神を継承し、自由な視点と発想で、現代社会に鋭いメッセージを 突きつける作家を顕彰するべく設立されました」らしいです。

■第18回岡本太郎現代芸術賞受賞コメント全文
路肩で焼き芋を販売していると、声をかけられる事がよくある。内容は様々だ。褒められたり、助言をもらう事もあれば、無言で芋だけ買って帰るお客さんもいる。よく売れる場所や曜日や時間帯もあれば、その逆もある。石焼き芋の味は、イモと薪の火と鉄(とステンレス)の釜と小石そして時間の奇妙で複雑な関係からなる、それにしても、私達の想像力が日本の道から消えてずいぶん経つ。非現実的な日常と現実的なネットワーク上で消費され、石焼き芋は世界を拡張する一助となるだろう。 

焼き芋によって拡張された世界。(笑)出没場所は代官山蔦屋の前、中目黒、秋葉原、原宿あたりが多いようです。出動シーズンは10月〜4月。皆様お買い逃がしの無いように!!