ロレッタブログ

マイペースを変えて筋肉量アップ! - 2018.07.12

体脂肪率20%のお客様から、「自分の体型に危機感をおぼえた」という感想をいただきました。
「甲原さんと私は同じ体脂肪率なのに、見た目が全然違いますもんね。私の筋肉が少なすぎるんですよね」とのこと。

気づいたら、対策をうって、実行するだけ。つまり、正しいフォームで行う運動の負荷と頻度を上げて、習慣化できるように1日の生活のスケジュールを設計し直して、実行すればよいのです。筋肉は、何歳になってもやれば必ず復活します!

正しく行いさえすれば、今よりも必ず良くなる。必ず成果が出る。こんなわかりやすくて贅沢な希望って、ちょっと他には無いと思いませんか?仕事や人間関係は、自分だけが頑張ってもどうにもならないことがある。でも、身体はやればやっただけ、必ず答えてくれるんです。

実際に、超実行力のある40代後半のお客様は、数か月で数キロ痩せ、体脂肪率は減少、筋肉量・骨密度ともに増加、婦人科検診で主治医に絶賛されたそうです!40代後半は誰もが太りやすくなる年代。そこで本当に筋量を増やしてくる患者がいかに少ないかがよーくわかるエピソードですよね。

だから、サロンでピラティスやパーソナルパワープレート体験にいらっしゃるお客様には、私は率直に現状をお伝えしています。
寝たきり予備軍のお客様、つまりこのままだと生活に必要な最低限の筋肉すら維持できないと思われるかたには「もう時間はないですよ」、30~40代でも「筋肉はどこにいっちゃったの?」状態のかたには「ロコモの前段階のフレイルの状態に近づいている身体ですよ」、最近太ってきたという方には「〇キロぐらい増えてますよね?更年期は必ず太るので、今のうちに生活習慣を見直さないと体重はさらに増えますよ」

正論ってきついので、人は受け入れたがらないし、認めたくないんですよ。私もそれは重々承知の上で、あえて言っています。それこそ嫌われる覚悟でね。
だってお金をいただいて甘言をかけていても、お客様のためにならないから。私にいわせれば、近い将来そのかたが困るのが目に見えているのに、せっかく足を運んでくれたトレーニングセッションで現状と対策を伝えないほうが、よっぽど薄情です。とことん危機感を持てば、人は変わります。

もちろん、褒める時はめちゃ褒めます!!自分で自分のハードルを、肉体、精神ともに超えることができたお客様の成果は本当にすばらしいですよ!生活習慣も、ボディケアも、どんどん改善に目覚めて、目がキラキラしていて表情も輝かしいです!マイペースを変えて、生活に運動を組み込んで、毎週トレーニングにいらしている方は、どんどん健康になっているし、筋力もアップして若々しさ倍増しています!

老化すれば誰もが軽度障がい者になります。老眼だってそう。見えるはずのものが見えづらくなるんだから。膝が痛い、肩が痛い、腰が痛い、動悸がするなど、日毎に老化は全身的に進行します。あちこち痛んで動かしづらいぐらい身体に手をかけてこなかった人は、トレーニング以前に、まず動ける身体にするための「リハビリ」が必要になってきます。文字通り時間との戦いです。

お医者様曰く「女性は特に自分に甘い人が多くて、50歳60代を過ぎてもユルユルのマイペース生活を変えようとしない人が多い」のだそうです。人生で最も自分のために頑張らないといけない時期ですら「踏ん張りがきかない人」が多いのだとか。たしかに。その点、男性は生活習慣の改善は一度目覚めたら、毎日まじめにコツコツ取り組む人が多いですね。

マイペースを変えて筋肉量をアップして、身体の質を根源的に変える努力をするか。ユルユルマイペースでやらない言い訳を探し、加齢まかせで不調を増大させていくか。どちらの人生を選ぶのか。よくよく考えたいですね。