ロレッタブログ

弱い紐帯の強さ - 2020.04.19

2丁目のママのお店では、営業自粛の期間はZoomで「バー・生存確認」が毎晩開催中。なんでもない緩い会話が気楽にできる場があることは、精神衛生を健やかに保つためにすごく大切です。外出時自粛期間中にそれを実感している人も、多いのではないでしょうか。

そして、そういう居場所がない人ほど、今みたいな時期は息が詰まっているんじゃないかと思います。

人と人とのつながりは「強ければつよいほど良い」と思い込みがちですが、実はそういうものではなくて、むしろゆるい結びつきがたくさんあるほうが幸せ度は高かったりします。近年盛んな幸福学でも、たくさんの調査でそういう研究結果が出ているのだそうです。

ただ一緒に住んでいるというだけの同居家族数が多いのと、年に1回やり取りする程度の弱いつながりがたくさんあるのとでは、後者のほうが幸せに影響することがわかっています。「弱い紐帯(ちゅうたい)の強さ」ですね。

そして性格は、楽観で前向き。不幸は伝染るし、幸せも伝染る。