紅葉山公園 - 2021.11.29
近所の紅葉山公園の紅葉がピークを迎えたそうです。近くの用事がてら、通り抜けに行ってみました。
そういえば、同じ年の春に桜を眺め、秋に紅葉を眺めるのは、40年以上生きてきて初めてです。(←どんだけ忙しく生き急いでいるのでしょうか!)
紅葉は季節の変化に適応できなくて木の葉っぱに栄養や水分が届かなくなって朽ちる途中の過程なので、朽ちる直前の断末魔みたいなものなんですよね。なので、実は私は「わ~きれい~!」なんていう風には全く思えなくて、死んでいっているとしか見えないんですよね。むしろ「ご苦労様でした、お疲れさまでした、よく頑張りましたよね」みたいな感じです。
人間も最期は血の巡りが弱くなり酸素も栄養も循環しなくなって、チアノーゼ起こしながら体温も血圧も低下して死んでいく、みたいなのと同じ状態に思えてしまうんですよね。紅葉を観にわざわざ遠方まで出かけるとか、自分にとってはありえない出来事です(笑)。
しかも、この公園はものの数分で通り抜けられてしまうので、自然を眺めて半日のんびり・・・みたいなのがあんまりピンとこない性質なもので(自然に囲まれて育ったせいかも?)、私は本来の用事の中央図書館にさっさと急ぎました。読みたい本の方が沢山ある。