ロレッタブログ

つまらない男ドンドン捨てましょう - 2011.12.28

思いやりのない恋人、同僚とのいざこざ、多忙すぎる仕事のせいでニキビ・ふきでものを作る女性は多いですが、それは化粧品が役目を果たしていないのではなく、それを遥かに上回るストレスのせいで活性酸素が大量に皮膚・身体で作られているせい。
切るに切れないくされ縁の彼氏のストレスで、せっかく良くなっていたニキビが再勃発するのを見ると、なんて可哀そうなんだろう、こんなにかわいい人に辛い思いをさせるなんて、馬鹿じゃないのかその男、とも思います。
ゆえに「そんな彼なら別れてもいいんじゃないですかー」ということもあるかんばらさん。(←容赦ない)
そんな気持ちを代弁するかのような文章がありました。(笑)
物事に対処するには早ければ早いほどよく、遅ければ遅いほどますます事態は悪くなる、とくに恋愛はその人にかけた歳月の分だけ無用の執着が生まれるもの。
その歳月をもったいなく思う執着を、相手のことがまだ好きな証拠ととらえちがえてしまうのは、何よりも本人にとってもったいないことです。
余談ですが、男の人は相手にかけたお金への執着を相手への好意と勘違する傾向もあるみたいですね。

愛する嘘を知ってますか 「つまらない男ドンドン捨てましょう」収録 / 講談社文庫 / 山口洋子

A 「私はね、別れた人と、ヨリをもどすのは好きじゃないんですよ」
B 「私も好きじゃないですね」
A 「あれは、男の人に多いんじゃないんですか。別れるときにクチャクチャ言うのが女で、別れたあとでクチャクチャ言うのが男」
B 「そうかもしれませんね」
A 「女は別れるとサラッとしますね」
B 「花が咲くんですよ、女には。女やもめに花が咲く。男やもめにうじがわく・・・・・・」

どうです、この見事な対談。話している人、いったい誰だと思います?
Aがミヤコ蝶々さん、Bが淡谷のりこ先生と種を明かせば、いっそうこの言葉が迫力と真実味をもってくるでしょう。
あるテレビでの対談を誌上ビデオで一部再現してみたわけですが、まったくもう胸がスカッとしちゃいますね。そうです、恋人に少しでも不満のある貴女、そんなつまんない男、ドンドン捨てて別れっちまえ!

というのは心の片方で、
「ああこんな男にくっついていたら、私までだめになっちゃう」
と思いながら、もう一方で、
「でも、ま、どこか優しいところもあるし、私だって彼と別れたらひとりぼっちで淋しいから、いないよりは・・・・・」
と、たったそれだけの理由で恋人と別れきれない女性が全国に何万カップルもいると思うからです。男なんてね、星の数ほどいるんですよ。惜しげもなく別れる勇気、それが若さってものだと思うし、次の幸せをつかむコツだとおもうんです。
「昔の男から電話がかかってきたのよ!」
と、さも嬉しそうに懐かしげに、あるいは得意そうに話している女の顔をみると、馬鹿な娘だなと思わすにはいられない。
それとも、前の彼に比べて現在の彼がよほどいかさない男なのか、それとも恋人がいないのか-。

で、私が言いたいことは、男と別れる時、めんめんと未練たらしくいい娘になって、あとからまた電話がかかってくるような、甘っちょろい別れ方をしなさんな、ということ。
たとえ、こうしてあとから電話がかかってきても、女という生物は男ほどロマンチックじゃない現実主義者が多いから、自分で別れるとき考えたほど、その男が懐かしくも無ければ、逢いたくもない。むしろ迷惑ともいかなくても‘面倒だな‘ぐらいは思うかも・・・・・それが普通。
それに男のほうだって、死ぬほどあなたが恋しくて電話をしているわけじゃない、ふっとした気まぐれとロマンチックな遊び心のなせるわざ。退屈しのぎにあわよくばっていう程度のことですよ。

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ところで、昔の男から電話がかかってきたことって、ありますか?
かんばらさんは300%無いです。
もしあったら、やっぱりそんなのめんどくさいですね。ぜんぜんうれしくないです。
終わった恋の相手に、やあ久しぶり、元気にしてる、なんて何事もなかったかのように会えるのは、その恋がお互いにとってそれだけ重症ではなかっただけのこと、というような事を語っていたのはたしか山田詠美さんだったような。