ロレッタブログ

【外反母趾手術】リハ室でピラティス三昧! - 2018.06.04

術後は、翌日から1日2回、リハビリ室で足指の可動域の確認と運動、マッサージを実施。

下肢専門病院なので、リハ室では私のような外反母趾オペ患者以外に、糖尿病や事故などで下肢を切断した患者さん、車椅子や義足の患者さんたちもリハビリをしています。いつも同じ2名が自主トレに励んでいて、お見かけするたびに心の中でエールを送っていました。40代後半~50代前半の男性は片膝下が義足で、平行棒で歩行自主トレ。30代後半~40代前半の男性は車椅子で、リハを終えても廊下を車椅子で何度も往復してこぐ練習をしていました。

私には障がい者の友人が数人います。先天性の奇形、事故による下肢麻痺など原因は様々です。リハビリは本人がやることなので、周囲の人が代わってあげることはできないんですよね。そして、リハビリだけでは失われた機能の快復や新しい機能の獲得には足りず、自主トレも欠かせません。それでも運動と同じで、リハもやらない人はやらない。しかしそれもまた本人の選択です。

老化による機能低下は加速度的に進行します。だから、今現在は生活に支障なく動けている人も、老化をなめちゃいけない。身体が動くうちからよりよく動ける身体を作るために、日常的に運動を取り入れる早期実践こそが肝腎なんです。自分の一番の味方は自分。自分の一番の敵も自分。だから私は自力本願で頑張る人を応援します。私はそういう人々から、いつも沢山のことを学ばせてもらっています。

さて、リハビリ室に空いているベッドがいくつかあるのが気になり、ものはためしに自分のリハ時間外でもベッドを使わせてもらえるかどうか尋ねたところ「ぜひ!どんどん来てください!ベッドも広いの使ってやってください!」とご快諾いただきました!ラッキー!病室のベッドはマットレスが沈んでベッド幅も狭いので、ストレッチですら動きづらいんです。(←全然おとなしくしてない)運動する時のマットレスはリハ室のベッドぐらい硬めのほうが良いです。

それに骨を切断した前足部に過重しなければ、ピラティスもできる。ということで、水曜オペ、木曜リハ開始、そして土曜には上級マットピラティスをやっていました。(笑)血行促進、成長ホルモン分泌促進等々、きっと患部の快復にも役立つに違いない。

オープンレッグロッカーって難しいけど決まったの胸椎伸展がとても気持ちよくて好きです。外反母趾がまっすぐになったおかげで、内転筋がすごく使いやすくなっていて感動!!!

ダブルレッグキックもうつぶせで足はポイントだから難なくできました!

ハンドレッドも10日ぶりのピラティスだけどできたので、脚の上げ下げも追加してやってみた。

スローダブルレッグストレッチでのポイントは、足の甲に負担がないように加減してみました。

上級ピラティスを1日2セット。汗だくになって気分爽快!ベッド上でのストレッチだとマットレスが沈むし、スペースにも限界があるので、リハ室をお借りできて本当に助かりました。動いて身体も柔らかくなったし、自分の筋力も確認できたし。

PTの方々もピラティスに興味があるらしく「なんかめちゃくちゃ動いてましたね!!」と言われたり。(笑)実は以前ピラティスを知っているPTさんがいたのだそう。私は足の解剖の細かな疑問について答えていただいて、PTさんには私のピラティスやMLD(マニュアルリンパドレナージ)の情報をお伝えして、お互いがWin-Winです!!これから外来でのリハでまたお会いできるのがとっても楽しみです!!!!

動画検索していて見つけたんですが、ブーメランってこんなミニボール使うバージョンがあるんですね!やってみたらできた!嬉しい!!