ロレッタブログ

99% of Those Who Died From Virus Had Other Illness, Italy Says - 2020.03.26

ピラティスやパワープレートのセッションで、私は自分に甘いタイプのかたには、かなり耳に痛いこともお伝えするようにしています。

したがって、毒にも薬にもならない程度のゆる~い運動指導(そのレベルでは運動とは呼べないけど)と、適当にお茶を濁したチヤホヤトークでお代金を頂き、とりあえず機嫌良く帰ってもらえばいいやー、みたいな対応を好ましく思うかたには、うちは全く向いていないので、お勧めしません(笑)。

もしも誰も自分に厳しいことを言ってくれないなら、それは誰もあなたの事をたいして心配していないし、気にかけていないということです。変わろうと変わるまいとどうでもいい人には、他人は何も言いません。もしくは、あきれてもう見捨てられたかのどちらかです。厳しいことを何度言われてもたいして変わらない人は、ご自身が「変わりたくない」という意思に基づいて日々行動しているからです。

そういう調子の方は、脳もさらに衰えていくだけなので、それから先によいほうに変われる余地は、もうない限りなく少ないです。おそらくですが、そんな風になってからでも変われる人がいるとすれば、「100人に1人以下」でしょうか。

今みたいに健康の重要性がとことんクローズアップされる機会に、一瞬あわてて何かをはじめてみる人は多いと思います。しかし、それを数十年続く生活習慣にして、「やるのが当たり前」のライフスタイルまで自分を進化させることに成功する人は、もしかすると「1000人に1人」かもしれませんね。そのぐらい、現状に固執する人が多いなあ、というのが、私が長年色んな人を定点観測してきた実感ですね。そのまま死んでいくのも本人の自由だから、本人が良ければそれでいいんですけどね。

マーケティング的には 、こういうことを書いたりせずに、 「あなたもきっとできるよ!」とお伝えしたほうがウケるのはわかっていますが、私はそういうことは言いません。だって、嘘だから(笑)。

老化を実感する年齢は、いくらおそくても40歳でしょうか。さすがにもう若くはないのは自覚しているでしょうし、野生ならもう死んでいる年齢です。

だらけた人には「まあその調子だと変わるのは無理ですよ。ご自身でもわかってますよね?人に管理されないと運動も食事改善もできないなら、ライザップに行ったほうがいいですよ。運動の質は別として、食事も運動も全て指示されたとおりにやるだけなので、 自分で何も決められないし変えられないぐらいだらしがないなら、ライザップに通っている間に食事や運動習慣を変えることができて、その調子で良い習慣が身についたら儲けものじゃないですか。ライザップを退会してもしリバウンドしたら、それは自分が本当にだらしがない証拠なので、自分のせいですよ。甘ったれた自分に言い訳の余地を無くすためにも、あれはすごく良い手段だと思いますよ。ぜひ行ってみてください。」と言うこともあります。それはなぜか。

運動と生活改善から逃げて逃げて逃げまくって、50代や60代で寝たきりや半身麻痺の車椅子生活になる人は、ちっとも珍しいことではないからです。 私がお客様の耳に痛いことも徹底的に言語化してお伝えするのは、実際にそんなふうになったお客様や知人が、少なからずいるからです。私が「この人は10年後は体の自由を保てていないだろうな」と思う人には特にしっかり伝えていますが、どの人も身体が思うように動かなくなってから、後悔を口にしています。でも、動かなくなってからでは、もう遅い。

→●99% of Those Who Died From Virus Had Other Illness, Italy Says

高齢者が亡くなるのは、まだわかる。犠牲者の平均年齢が80.5歳、感染者の平均年齢が63歳。

イタリアのコロナウイルス犠牲者の99%以上は慢性疾患あり。  48.6%が3つかそれ以上の疾患あり、25.6%が2つ、25.1%が1つ。病気ではない人は、わずか0.8%。慢性疾患の多くを占める生活習慣病は、あえて言うまでもないことですが、生活習慣を改善すれば予防できるのはご存知のとおり。

運動習慣の少なさ、肥満、甘いものや油っぽい食べ物の多食、多飲、喫煙は、 個体として緩やかに死に加速している状態なので、いずれも「緩慢な自殺」と呼ばれます。緩慢な自殺については、以前も何度かブログに書いたことがありますが、おそらく多くの人は憶えていないと思うので、あえてこのタイミングで再度書いておきますね(笑)。

コロナは人から人へ感染するものの、ほとんどの感染者は入院する必要もなく1〜2週間で回復するそうです。 とはいえ、もし今の自分の生活習慣が「あまり好ましいものではない」と少なからず自覚しているなら、未来の自分がこの円グラフに入るかもしれない可能性について、ぜひじっくり考えて、想像してみてください。

運動量を増やし、運動の質も上げて、食事の内容と量を変えなければ、若年で病に倒れて、人生はあっという間に終わります。変わるか変わらないかは選択の自由ですが、自分のことを一番大事にしてあげられるのは自分です。自分にふさわしいライフスタイルが何なのか、自分の未来をどう作るのか、ぜひよく考えてみてくださいね。

→●WIRED 新型コロナウイルスとの戦いの行方は? 「全人類に感染の恐れがある」と、天然痘の撲滅に貢献した疫学者は言った

「感染症のパンデミックは必ず起きる」と、天然痘の撲滅に貢献した疫学者のラリー・ブリリアントは14年も前に予測していた。そしていま、彼は人類が新型コロナウイルスとの戦いに勝つことができると断言する。だが、それにはいくつかの条件がある──。『WIRED』US版エディター・アット・ラージ(編集主幹)のスティーヴン・レヴィが、退避勧告に従って自宅にいるブリリアントに電話インタヴューした。

https://wired.jp/2020/03/25/coronavirus-interview-larry-brilliant-smallpox-epidemiologist/