ロレッタブログ

1人宅呑みは依存症に要注意 - 2020.04.24

「依存症はさらにこれからますます急増しますよ」ということをブログに書きましたが、特に自宅で一人で呑んでいる人は要注意です。精神科の知人曰く、「アルコール依存症の人は自宅で一人で飲む人が多くて、際限無く呑めるちゃうから依存症にもなりやすい」のだそうです。

私もいろんなお客様をみていると、管理職や忙しい方ほど、喫煙・高脂肪・高糖質の食事やデザート、そしてお酒の量や機会が多いです。

私にとってのコロナウイルスの印象は「まずい生活習慣の人や、そうしたライフスタイルを続けて生活習慣病になった人たちを、まさにピンポイントで攻撃していっているなあ・・・」というものです。

人を思いやるときに、私自身もいつも最も難しいと感じているのは人間が人間相手に物を言うと、それがどんなに心からの気遣いであれ心配であれ、相手が聞く耳を持っていなければ何を言っても疎ましがられて、むしろギレされたり反感を持たれたりしてしまい、裏目に出るどころかウザがられたり煙たがられたりしがちなところです。栄養管理を仕事にしているかたや、製薬会社、医師、看護師、PTなど医療従事者の方々も、そしてその人を取り巻くご家族や友人の方々も、いつもそうおっしゃっています。

取り返しがつかない事態になってから、本人に対して「だから言ったでしょう?」なんて、誰もほんとうは口にしたくないですから。だからこそ取り返しがまだつくうちに言っているのだけど、これがなかなか難しいのですよね・・・。

あと、医療従事者の方からは、「意外と若い男性の患者さんのほうが、食事や運動のアドバイスを素直に聞き入れてて、すぐやってくれる」のだそうです。当然、その素直さは目に見える数値の改善や体形のスリム化にもつながり、ご本人も「体調も良いのでこの調子でこれからも続けます」と、改善した新たな生活習慣を難なく我が物にしていかれるのだそう。

だから、むしろ対人間のコミュニケーションではなく、今回のような知能も持たずコミュニケーションすら成立しないコロナウイルスという目には見えないけれど確実に存在する物体から、「次に狙うのはお前だ」的な問答無用の無慈悲な宣告のほうが、よっぽど効果的なのかもしれない・・・なんて思ったりもしています。

今この時期に、ご自身の体調を顧みて「感染したら重症化リスクが高いほうに入るかも(←肥満、喫煙、生活習慣病などの全身が慢性炎症状態の人たちは免疫が暴走するからね)」と思う人や、「誰よりもまっさきに感染しそうな虚弱体質を自覚している(←間違ったダイエット、栄養失調、運動不足で免疫低下の痩せタイプはウイルスと戦う余力がそもそも無いからね)」というかたは、ぜひ恐怖や不安で感覚を閉じるのではなく、チャンスに変えてご自身の心身を健やかにはぐくみ再生する生活習慣を根付かせてください。これまでさんざん「間に合わなかった人たち」を観てきたひとりの人間として、みなさんのよりよい方向への変化をから願っています。

→●帰宅後の「ちょっと1杯」、愉しみと依存症の境界線。

→●依存症等の当事者または家族向け、オンライン自助グループの開催情報