ロレッタブログ

牛乳パックを落としそうになるのは握力の衰えではない - 2020.07.24

今月のお悩み 50歳でもう老化? 牛乳パックをうまくつかめない

 会社員の男性です。今年、ちょうど50歳になります。

 最近、気になることがあります。物を落としそうになったり、実際に落としてしまったりすることが増えてきたのです。

 例えば、冷蔵庫から牛乳パックを取りだすとき、きちんとつかんだつもりが、ツルッと滑って落としそうになったり。表面が少し濡れていたせいかもしれませんが、「あれ、握力が落ちてきたのかな」と心配になりました。

 そういえば、コンビニでお釣りを受け取るときも、手をきちんと差し出しているつもりが、落としそうになったりします。

 母親が以前、「物をよく落とすようになった」とボヤいていたことを思い出し、「もしかして自分も老化が始まっているのでは」と、悶々とした気持ちになりました。

 また、体力の低下というか、体が思うように動かなくなっている気もします。

女性なら、調味料を倒してこぼしてしまったり、ドレッサーに置いてある化粧水のボトルにいつものように手をのばしたら、距離感をつかみ損ねて倒す、落とす・・・というところでしょうか。

ハッとしたかたは、ぜひ下記のリンクをクリックして、じっくりご一読ください。

https://gooday.nikkei.co.jp/atcl/column/20/040700001/071000004/?i_cid=nbpgdy_sied_rk

これらは筋力の問題ではなく、固有覚の衰えです。自然界に生きていれば、地面は平坦ではありません。歩くだけでも生きていけません。上る、下りる、飛び越える、つかむ、握る、木や崖に登る、そこから下りる、蹴る、引く、押す・・・などたくさんの動作を『毎日』やり続けることが生きることです。つまり、歩くことができなければ野生では淘汰され、固有受容覚が衰えれば致命傷になるのです。

ちなみに、このご相談者さんは50歳。自然界なら哺乳類ヒトの寿命は約40歳とされています。つまりもう死んでいてもおかしくない歳なんです。衰えていく機能は毎日つかわなければさらに衰えます。また、やったところいつもやっていないことは、急にできるようにはなりません。脳も精神も体も、毎日、コツコツ使いづけてなんぼです。諦めたら終わりです。

この固有受容覚を刺激するのがナボソテクノロジーです。

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