36の基本的な動き - 2020.07.30
子どもの運動発達のための36の基本的な動き。今日1日でどの動きをしましたか?おそらく多くの大人も子どもも、やっていない動きほうが、多いはずです。
人間の基本動作は「歩く、立つ、しゃがむ、くぐる、転がる」など、36種類に分類されると言われています。この基本動作を正しく身につけることが、日常生活における行動や運動をする上での大きな成長につながります。
「運動不足」と一言で表されますが、皆さんこの図の動きのうち、毎日欠かさずやっている動きに〇をつけてみてください。さて、いくつ〇がつきましたか?「ほとんどない」という人は、先週やった動きを含めれば、いくつ〇印がつきますか?それでも〇の数にほとんど変わりないでしょうか?
「運動不足どころか、あれもこれも何もかもやっていない」と反省したなら、ぜひ「今」からやってくださいね。現代人は誰もがそれなりに忙しかったり、自分本位のペースで生活できる人は少ないと思います。ですからそれは多かれ少なかれそういうものとして、自分の身体づくりはまた別の課題として設定し、実践しなければよくなる余地がありません。
現時点で〇をつけた動きを意識的に増やそうとしなければ、徐々に〇をつけられる動きがさらに減ります。これが体力低下や老化のなすがままの状態であり、ひては寝たきりや要介護の状態に繋がります。
寝たきりの未来を選択するのも個人の自由なのですが、日常生活でも体を動かすタンスは沢山見つけられると思います。
- ハタキで棚や照明の埃をとる
- 雑巾で窓ガラスと扉を磨く
- 雑巾がけやワックスがけ
- 布団を干す
- 絨毯をめくって掃除機をかける
- 模様替え
- アイロンがけ
- お風呂やトイレ、カーテンレールやエアコンの掃除
- 草むしり
- 玄関のタイル磨き
- 靴磨き
- 外出時は横断歩道ではなく歩道橋を選ぶ
- エレベーターとエスカレーターではなく7Fまでは階段を使う
- 歩くときは速足
どうでしょうか。ざっと思いつくだけでも、かなりありますよね。これらをすべてやれば、相当な運動量です。お部屋はピカピカになり、体からは余分な皮下脂肪や内臓脂肪や体重まで落ちて、心身ともきっとスッキリ爽快になると思います!