ロレッタブログ

こどもロコモチェック - 2020.08.24

本来これだけ動ける哺乳類ヒトの体が、もはや機能しなくなっている!

https://www.sankeibiz.jp/macro/news/200823/mca2008230830003-n1.htm

以下は先日ヤフーニュースでも紹介された「こどもロコモ」に関する記事からなお抜粋です。

「6月の休校明けに子供のけがが増えた」と打ち明けるのは、同府内の小学校教諭だ。教諭の勤務する学校では全校児童約350人のうち3、4人が、学校再開後1カ月の間に鬼ごっこ中に転ぶなどして骨折した。登校するだけで疲れたと訴える子が増え、走るタイムも遅くなっていた。

中高生にも同じ傾向があるという。兵庫県西宮市の「むこがわ整形外科・スポーツクリニック」に6月、女子中学生が来院した。休校中はもっぱらアニメを見て過ごしていたといい、久しぶりの登校日に学校まで片道徒歩約40分の通学路を往復した翌日、体中が痛くなったという。

スポーツのし過ぎでなるような筋肉の炎症が、ささいな運動で起こっているという。

整形外科医らでつくるNPO法人「全国ストップ・ザ・ロコモ協議会」によると、もともとコロナ前から子供たちが体を使う機会は減少。加齢とともに骨や関節などが衰えて動きにくくなる「ロコモティブシンドローム」(運動器症候群)のような状態に子供がなる「子どもロコモ」が増えていたという。

これができないなんて、完全にロコモじゃないですか・・・絶句。こどもの運動発達のための36の基本的な動きは、こどものためだけではなく、ほ乳類ヒトとして生きるために大人もできなければ話になりません!!

36の基本的な動き

全国ストップ・ザ・ロコモ協議会のHPはこちらです。ロコモの前段階のフレイルへの道を着実に歩みつつある人は非常に多くおみかけします。20代でも衰えた体をしている人は多いですし、50代でご本人も癌や病気を患ったり、親御さんの介護で「苦労した。子供には同じような迷惑をかけたくない」と言いながらご自身では運動らしい運動はろくにしていない、というかたも多いです。新しいブランドバッグや靴や旅行に支払う数十万は惜しくないのに、自分が生きるための体を育むのには投資できない感性ってどうなんでしょうね?

HOME