ロレッタブログ

高学歴の人ほど罠に陥りやすい? - 2021.05.20

この動画は、ちょうど公開初日に観たのですが、この「高学歴の人ほど罠に陥りやすい」という点に関しては、和足は「陰謀論を信じる高学歴の人」と似たものを感じました。親のいう通りかつ社会の型通りに育ってきたいわゆる従来の「いい子」ほど、そちらに流されやすく陥りやすいような印象です。この動画で語られているようなケースは、医療従事者のお客様方からも、実によく聞かれる話です。

太く短く生きるのも、健康寿命を長く追及して生きるのも当人次第とはいえ、疲れ知らずで若さの絶頂期の10代と、運動不足による低体力で全身の再生能力が衰退弱化した60代とでは、同一人物でもその考えは変化して当然です。もっと高齢になれば、社会的繋がりの有無が生きがいに直結しやすくなりますから、健康に対する意識や取り組み方は個人差がますます大きくなるでしょう。病気を患った人とそうではない人とでも、また治療前、治療中、治療後でも、その都度気持ちは変化するでしょう。健康不安があまり無い時に決めた諸々の事が、病の真っただ中にある時に再考してみたら随分中身が変わってきた・・・なんていうのも無理もないとは思います。

生物として健康なものほど魅力的、というのは自然の摂理ですし、そうした意味でも健康と美は両輪です。先天性の疾患や後天的な突発的な事故による障害などは別として、そもそも健康も美容も、本人自身に多角的に精査検討する聡明さと、プロが示した指針やアドバイスを日々淡々と実践する自己管理能力が伴わないと実現も維持もできません。頭が良いことは「丸暗記の能力」で、若々しいとは「何歳に見えること」で、健康管理は「医者と人間ドッグにおまかせ」という時代はもう過去の物なんじゃないかと思います。

ただし、弱った心につけいるインチキ代替療法や宗教や自己啓発の態をまとった胡散臭いスピリチュアルや詐欺師はこの世にウロウロうごめいていますから、そこだけは要注意!賢明に、聡明に、冷静に判断する自分軸は失わないようにしたいですね・・・!