ロレッタブログ

現役世代のための「がん防災マニュアル」 - 2021.08.31

災害と同様に、だれもがあう可能性があるのが「がん」。コロナ禍での年始の足オペ前に、胸部CTを撮影したのですが、そういえば放射線技師の友人曰く「本人も気づいていない肺がんとかが、結構見つかってる」そうです。

なってから「まさか私が」の人が多いのも、災害とガンですが、災害は地震、ゲリラ豪雨、竜巻、台風、土砂崩れ、豪雪など、日本のどこかで毎年幾度となく起きているのですから、それとガンも同とと考えれば、健康管理も、キャリア管理も、心の備えも、経済の備えなど、なにかしら今の自分にまずできることはたくさんありますよね。

一般社団法人がんと働く応援団が作成した「現役世代のためのがん防災マニュアル」は、一般の方にもわかりやすい平易な言葉で情報がコンパクトにまとめられています。備えておきたい、知っておきたいというかたは、下記のリンクから、PDFが無料でダウンロードできますので、ぜひご一読なさってみてください。そして、大切なご家族やご友人様にも、伝えて広めてみてください。ご自分にとってとても大切な人がいれば、きっと伝えたくなるはずです。

 

→〇現役世代のためのガン防災マニュアル

 皆様は、地震や台風の被害を最小限にする為に防災訓練に参加したり、防災リュックを用意したりと事前準備をしていませんか。がんも同様です。がん専門医でYouTuberの押川勝太郎先生は、「がん防災」というコンセプトで「がんは自然災害のように突然襲ってくるもの、だからこそ事前から準備し、復興再建までの正しい知識と心構えをもつことが大事」とおっしゃっています。

 本冊子には、押川先生の全面的な協力をいただき、がん経験者が苦労したポイントが反映されています。早期発見や最善の治療の選択に加え、医療費支援の制度や両立のためのステップなど医療にとどまらないがんと生活・仕事とのかかわりが含まれます。忙しい現役世代の皆さまにも読みやすく、必要なポイントに内容を絞り、難しい事柄も分かり易くイラストを交えて紹介しております。

 この冊子は、神奈川産業保健総合支援センターさまなどの協賛団体とクラウドファンディングに参加いただいた皆さまのご資金で制作されました。せひご活用いただけますようお願い申し上げます。

https://www.gh-ouendan.com/ganbousai