ロレッタブログ

タイプD? - 2021.09.15

さて、昨日の続きです。

タイプAとCについて考えていて気になったことが一つあります。それは、この2つのタイプが重複している人もいるんじゃないかってこと。

どういうことかというと、一見タイプAにみえるけれども実はタイプCの性格特性も大変強く備えている人。こういう人、みなさんも心当たりがありませんか?こういう人ってなんというか、不幸に次ぐ不幸というか、一難去ってまた一難というか、人間関係も常時うまくいっていなくてトラブルメーカー(なぜか「自分のせいじゃない」と思っていたりするのだけど・・・)加齢とともに心身は疫病のオンパレード!!!みたいにになりがちです。タイプAとCが重複していれば、そりゃ病気にならないわけがないですが、総じて「楽しい!わくわく!はつらつ!生き生き!」みたいな雰囲気とは無縁です。

ここまでお読みになったかたは大体想像がつくと思うのですが、こういうタイプは他人が長期的にはつきあいきれなくなるので、人に見限られやすいというか寄り付かなくなるというか離れていきやすい性格特性なんです。でも、私が見てきた限りですけど、実際にこの重複タイプ系の人が「楽しい!わくわく!はつらつ!生き生き!」的な性格に変容できたケースって、まだ1つも見たことがないんですよね・・・。性格変容はやっぱり30代前半がラストチャンスかな。30代前半で重複タイプだと、変容には相当困難が伴います。30歳というと、もう脳が完成する年齢なので・・・。無くてもよい偏屈さや虚栄心を後生大事に抱えた結果、人間関係も肉体もメンタルもどちらも滅入ったまま寿命が尽きるのは、あまりにももったいないですよね。ちなみに、私がこういう人を見て思うのは「精神科に通院するか専門家のカウンセリングを受けたほうがいいんだろうな」です。仕事(エステ)の立場でも友人関係でも、正直申し上げてこちら側にできることは本当に無いですから。

 

いかがでしょうか?身近な人を顧みて「あるある」でしたか? ちなみにタイプA~Cの3種類のみならず、4種類目のタイプDまで分類することもあるようです。下記のリンクを読む限りですが、もしかすると私が述べたタイプAとタイプCが重複系の人というのは、この「タイプD」に該当するのかもしれません。その病気のリスクはほかのタイプよりも倍数です!!やっぱり。でも、そりゃそうですよねえ・・・。そしてなんと、日本人は4割以上がタイプD気質で欧米人の2倍だそうです。


→〇きまじめな「タイプD気質」 心臓病やメンタル面での不調に注意

  • タイプD 否定的な感情や考えを抱きやすく、非社交的な人見知りで心配性。打たれ弱く、落ち込みやすく、恐れが非常に強く、内心イライラしやすい。うつ病と心疾患、肥満のリスクが高く、心血管疾患のリスクが3倍でタイプAよりも高い。心理的苦痛を感じるリスクが4~5倍、自分は不健康だと感じるリスクが2倍、気分障害などの重篤な精神疾患のリスクが9.92倍。Dはdistressed(動揺して、酷く苦しんで、行き詰まった、などの意)のD。

  こうしたタイプA、C、Dのようなストレスを感じやすい性格特性の人の対策としては、3つの「R」が必要とのこと。1つ目はRest、2つ目はRecreation、そして3つ目はRelaxだそう。ただし、3つのRに頼るだけでも堂々巡りは変わりませんから、ご本人が自分を変える決意をしなければ何も変わらないと思います。

行動変容しない人は、一生変わりません。一度きりしかない有限の人生なのに、心身の健康を大幅に損ないかねない特性を後生大事に抱える必要もないと思います。性格を変えたい人は、日々の行動を変えること、です。とても難しいとは思いますが、勇気をふしりぼってチャレンジするだけの価値は十分あると思います。その価値が自分にあると思えなければトライできないと思いますが、自分の価値なんて自分で好きなように決めてよいのです。

残りのタイプBについては、明日書きますね。