ロレッタブログ

年齢より若く見えると長生きすることが双子研究から明らかに - 2021.11.16

これ、本当にそうです。お客様を十数年スパンで観てきて、ご高齢者のケアにも携わっていると、こういうことがよくわかります。品格と健康と知性を備えた80代、90代の若々しさとすがすがしさといったら、それはもう感動ものですよ!

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女性の場合は、閉経以降の衰えの加速度の加減は、閉経までの生活習慣のツケが全て反映されます。

男性はもともとエストロゲンの恩恵を女性ほど受けられないので、女性よりも早い30代、40代のうちから内臓脂肪でお腹がたっぷりしてきたり、高血圧や動脈硬化など生活習慣病を罹患しやすいです。心身の健康に望ましくない生活習慣のツケが、女性よりも10年、20年も早くから現れるのです。

それを傍目に女性はたかをくくりがちです。「うちの旦那さんのお腹が出てきた」「血圧が高いんですって」「しょっちゅう家では「疲れた疲れた」って言ってるの」「最近旦那さんの髪の毛がついに薄くなってきたのよ」「こうやって男の人っておじさんになっていくのね~って思うわ~」的な、その心は「私はいたってもっぱら健康だし、私に限ってそうなることはないけどね」という態度と口調は、おそらく私も含めて女性なら誰もが身に覚えのあるあるあるですよね?(笑)。自分だけは他とは違うと思いたい気持ちはよくわかります。でも、自分も他もみんな同じ人間なので、必ず更年期は訪れます。閉経前と閉経後では体調は全く異なりますが、実はエストロゲンの恩恵がいよいよ消失した「閉経後」は、それまでの約50年近い生活習慣の結果が文字通り一気に全身に現れる時期なのです。

私が長年女性を見てきた経験からいえるのは「ここで持ち直せない人は、坂道を転がり落ちるばかり・・・」ですす。本人がやるしかない頑張りだし踏ん張りどころなので、こればっかりは周りはどうしようもないのですが、それだってリハビリと同じことで、自分がやるしかないし、やるのは自分しかいないというのは、誰だってわかるはずなんですよね。

女性ホルモン分泌が最小限に低下した更年期後半から老年期以降は、男性ホルモンを含めてその他のホルモン分泌が若々しさをつかさどります。もともとホルモン分泌機能が衰えている人は、ここからが相当きついことになるのです。それを大きく左右するのは、それまでの生活習慣が全てです。

今になって焦っている人は、崖っぷちなんて甘い認識ではなく、ご自分の足元で崖が崩れつつある真っ只中、と自覚してくださいね。