全力でやっていなければ女の人生がもったいby武田久美子 - 2022.02.05
閉経以降も美と健康を両立している人は、閉経よりもずー--っと前から食と運動の両輪を良いルーティンで展開し続けている人が、圧倒的に多い印象です。
武田久美子さんは、いわずもがなのグラマラスでとても女性らしいメイクなのに、サバサバしていて経済的にも精神的にも男性に頼らず自立しているところがとてもかっこいいと思っていたのですが、エッセイで「私、貝殻女優で結構です。なんとでも呼んでくれ。あれがあるから今の私が存在していられる。だったらいいじゃないか」というようなことを語っていて、ますますこの人カッコいいな、と思いました。
グラマーで美しい女性を、「外見重視で中身がない」と切り捨ててしまう人もいるけれど、長年女性を定点観測していると、その通りで精神の成長が止まっている人もいますが、武田久美子さんみたいに細かいことにこだわらず離婚も自分で決めておおらかな良い意味での女性らしさを開花させ続ける人だってちゃんといるのがよくわかります。こんな風に自分の腹をくくって、決めて、舵取りして生きていれば、何歳になっても女性はカッコいいです。(「自称サバサバ系」のほうが女のめんどくさいメンヘラ的性格傾向がてんこ盛りだったりするので、年齢を重ねれば重ねるほど依存的になるかエキセントリックで偏屈になるかの二極化が進行するような気が・・・。)
最近のインタビュー記事の写真も、とってもゴージャスで気品があって圧倒的な美しさでした!13歳という少女の頃から写真で勝負してきた人が、その容姿に胡坐をかかずに自律的によい生活習慣で継続的に磨き上げれば、53歳になっても芳醇な美を全身で体現できるという証のような姿です。娘さんも「男に頼らず自分の力で生きていく、母のような自立した女性になりたい」という信念を備えているそうです。甘やかすのではなく、愛ある厳しさを備えた母には、しっかりした娘が育つわけですね。
https://bunshun.jp/articles/-/51346
ご自身でも「肌は努力できれいになる。体は鍛錬で保つことができる。今の時代、きれいになる方法はいくらでもまるわけでしょう。見た目より心という言い方もあるかもしれない。けれど、わざわざ心を見に来てくれるな殊勝人なんか見たことがないし、人の見た目には思った以上に全てが出る。どうして女を捨てないかって、それは、全力でやっていなければ女の人生がもったいないからですよ。」と語る通り、週3~5回、1回あたり90分~2時間のバレエのレッスンを欠かさないそうです。たしか「深く満たされると他人のことよりも自分のことが面白くなってくる」というようなこともおっしゃられていた記憶があるのですが、他人をうらやましがらずに自分のことに没頭しているからこその言葉だと思います。息をするように当たり前に、自分に気を使いたいものです。
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