ロレッタブログ

実はトレーニング熱心だったMモンロー - 2022.05.09

JFKでモンローが纏った歴史的なドレスをキム・カーダシアンが自己顕示欲で纏ったのは台無し感がありましたね。非難轟轟らしいですが無理もない・・・。

マリリン・モンローは私は10代のころから大好きで写真集も何冊も持っているのですが(今はだいぶん数は減らしたとはいえ)、その理由はボディラインを維持するために解剖学を熱心に学び、トレーニングを継続し、大変な読書家であり、当時のハリウッドで独立して個人事務所を立ち上げた先駆者だったこと。もちろんチャーミングすぎるのは言うまでもない。でもこういうことってあまりにも知られていませんよね。

貧しい駆け出しの頃からモデル業の傍らオーディションを受けては落ちを繰り返しながら、バレエやダンスのレッスンのための費用を必死に捻出しているのはいつの時代も変わらないのでしょうが、特にお孤児院と沢山の里親の間をたらいまわされた幼少期に培われたハングリーさは、爪の垢ほどでも見習いたい。

筋トレもいち早く取り入れて、デニムを着用したのも早かった。

世界的ナンバーワンのスター女優として他者の視線に耐えうるパーフェクトなボディラインとポージングは、絶え間ないトレーニングで培われた強靭な体幹あってこそというのが、一連の写真からも非常によく分かると思います。この写真なんて、まんまピラティスのRolling like a ball、Roll up、Roll over、そしてJack knifeだと思いませんか?

ミルトン・グリーンとイブ・アーノルドが撮影した彼女の写真が特に好きなのですが、20年以上前のことだったか、このイヴアーノルドのトークショーに行ったことがありました。

不安定は砂浜でも立位片足バランスを笑顔でこなし、ヘッドスタンドも余裕という・・・。

もう1つ私が彼女の好きなところは、ノーメークの童顔の顔がとってもかわいらしいところ。享年36歳。