ロレッタブログ

お勧めの食のドキュメンタリー映画・講演 その4 - 2023.06.28

↓ 英語の先生に教えていただいたドキュメンタリー「The Magic Pill」。

登場人物は、結核、脂肪肝、肥満、Ⅱ型糖尿病、心臓病、肝炎、肺炎などを患い、早死にしていく先住民達。過体重でADDで非常用吸入器を常用するほどの重度の喘息のジャズシンガー。

幼少期から気が滅入ったときもお祝い事もお店に甘いものを食べにいくことを習慣化してきた肥満の母娘。母はアルツハイマー型認知症、当然ながら娘も超肥満、そのまた娘は関節炎、甲状腺機能低下症。二人いる孫の一人は自閉症で中枢性無呼吸で癲癇で消化器系も調子が悪く便秘で偏食。もう一人の孫はセリアック病。

また別の超肥満の女性の登場人物は、Ⅱ型糖尿病とそれによる末梢神経障害、胃不全まひ(gastroparesis)、初期の腎臓病、動脈硬化とそれによる頸動脈の閉塞は99%の確率で脳梗塞をいつ何時もたらすかもしれず、さらには鬱病まで・・・などなど登場人物の全身に及ぶおびただしい数の疾患とその薬の量、そして薬のコストにおののきます。

先進国ほど精製炭水化物、粗悪な脂質、低食物繊維低ビタミン低ミネラルの食事や超加工食品の大量消費の影響で肥満率が非常に高く、生活習慣病が蔓延していますが、日本もそれに続いていますよね。

このドキュメンタリーのとおり、彼らの食生活から砂糖を含む食品や精製糖質と加工食を除去し、低糖質高たんぱく高ビタミン高ミネラル、あるいはケトジェニックダイエットに切り替えた食事を継続することで、これらの疾患の無数の症状が歴然と改善していくことが、よく分かります。

ちなみに、個人的には、パレオダイエットやケトジェニックダイエットがアメリカを中心にうけている理由は、狩猟採集時代の食事が合う=肉食向きの体質を備えた血液型O型の人の割合が多い国だったりもするんじゃないかな?と思ったりしています。