ロレッタブログ

血圧を測ってみました - 2023.08.03

7月は、外反母趾&内反母趾オペの予後の診察が1年ぶりにありました。

待合室の血圧計で試しに血圧測定したら、数値はいつもどおり。念のため2回測定しても大差なし。心血管系の病気はないので自宅に血圧計というものが無く、血圧測定する機会は年1回の区民健診か、こうした外科手術の再診時しかないんです。

心肺系はすべての運動のエンジンです。また、健康は血液の質とスムースな血流の両方が備わってこそ実現します。つまり、心肺機能が衰えて血液と血管の質が低下すれば、全身がボロボロだということです。生活習慣病は「心血管ボロボロ病」です。いくらお手入れしても、心肺系と血管と血液が各年代以上の損傷を受けていれば、正直何やったって効果らしい効果はなかなか出ません。

、以下のサイトによると、20代女性の平均血圧値(収縮期血圧105.7mmHg・拡張期血圧63.8mmHg)に近いようです。

https://medipalette.lotte.co.jp/bodycondition/273#h2-2

実はこの測定をしたときに、傍にいた看護師さんに「このぐらいでいいんですかね?」と尋ねたら、ものすごーく褒められたものの、いまいちその時は褒められる意味と具合がよく分かっていなかったのですが、私は今年で46歳ですから平均的な40代の血圧の値と結構違うせいだったのかもしれません?(40代女性の平均血圧値 収縮期血圧114.3mmHg 拡張期血圧71.2mmHg

40代になると徐々に血圧が上昇するとはよく聞くし、もうそろそろPerimenopauseに入っている頃だと思うのですが、数値が良かった理由は塩分摂取量が少なめなのも一役買っていそうに思います。

世界には無塩文化の民族はいるにはいるようですが、完全な塩分ゼロは(食材にも塩分が微量に含まれますから)不可能なようですし、そもそも生命活動に適度な塩分は必要です。しかしそれは塩の「量」は適量であるべきで、同時に「質」も大切でしょう。私にとってばっちり塩を効かせた味は、本当にごくたまにする外食のとっておきであり、日々の食事の目的は未来に自分の命を繋ぐためです。塩ばかりに頼った濃い味付けよりも、具材からでる旨味で十分に美味しいと思うほうです。その他にもハーブやスパイスも多用すれば満足度も摂取できる栄養素のバリエーションも高まります。結果、調理法もどんどんシンプルになり、食事の支度も手間いらずで美味しくて健康なんて、我ながら最高だと思います!

他に思い当たることといえば、この数年毎朝の運動時間が1時間だったのを、時間と強度を増したトレーニングプログラムに変えて、約1時間半運動していることも影響していると思います。せっかく活発に動きやすい日照時間も日照量も多いシーズンを、よりアクティブにする機会に活かさないともったいないですからね。

加えて、朝食は毎日欠かさず食べる習慣で、20代や30代の頃よりもストレスは少なく、公私問わず40歳を過ぎた頃からネガティブな人とのお付き合いは避けるようにしていて、非喫煙者、かつ飲酒も外食時にたまにある程度なので、飲酒も外食も約9か月しておらず、睡眠もフィガロの早朝襲撃で中断される例外はありますが毎日約7時間は確保しています。脳機能に関しては、毎日英語圏や日本語圏の沢山の文献や動画視聴を通じて欠かさずインプット&アウトプットをし続けています。こうした多角的なファクターが良い影響をもたらしてくれているのかもしれません。これら一連の毎日の過ごし方が、私にとって「やらねばならぬ」ではなく「その方が自分が楽しいので自主的にやりたくなる」という長期的継続に欠かせないステージまで至れているのが、最も幸せなことだと思います。


ハーバード大学医学部のニュースレターによると、研究者たちは、効果的な脳の健康と認知フィットネス・プログラムのための6つの礎石を特定しているそうです。

  • ステップ1:植物性の食事を摂る
  • ステップ2:定期的に運動する
  • ステップ3:十分な睡眠をとる
  • ステップ4:ストレス管理
  • ステップ5: 社会との接点を持つ
  • ステップ6:脳への挑戦を続ける

また、これらの要素は一貫したプランの均等な部分であり、単独では機能しないとされるそうです。これはつまりどういうことかというと、単に食物繊維を多くとったり、朝の散歩を日課に加えたりするだけでは、精神的な衰えを防ぐには十分ではないということです。それよりも、運動、食事、睡眠、ストレス管理、社会的交流、精神的刺激が協調して効果を発揮するそうです。

なお、令和2年(2020)の厚労省の資料によると、日本人の死因の第1位は悪性新生物<腫瘍>(全死亡者に占める割合は 27.6%)、 第2位は心疾患(高血圧性を除く)(同 15.0%)、第3位は老衰(同 9.6%)だそうです。

結局、心身の健康を保つ鍵は「多角的にライフスタイルを変えること」に尽きますね。