ロレッタブログ

①「きれいになってハッピーになろう タレント志向タイプ」 - 2013.11.07

きれいになりたい5つのタイプは、みなさん「これって私のこと?」と思う部分があるようですね!
せっかくなのでヘレン・フィツシャーの著作のときに記したように、今回も各タイプについてもう少し詳しく記してみますね。

①「きれいになってハッピーになろう タレント志向タイプ」
・きれいなほうがトク、というハッキリした価値観
・性格は単純できっぷがいい
・つらい努力や時間のかかることは大嫌い
・ガラッと変身したい
・変身することにはまったく抵抗がない
・まわりの目は気にしない
・美容外科手術できれいになることを周りの人たちも応援してくれる
・手術をうけることは一人で決める
・手術の費用は自分でなんとかする
・テレビや雑誌に影響を受けやすい

『タレント志向タイプの特徴は、なんといっても、美容外科手術にたいするまったくの迷いのなさです。
彼女たちは「きれいなほうがトク」だからという、とてもシンプルな発想から行動を起こしています。「きれいなほうがトク」という思いは、彼女たちの根っこにあるもので揺らぐようなものではありません。そうした思いから発せられた行動もまた、ストレートなもので、まったく迷うようなことではありません。美容外科手術という大きな決断に際しても、彼女たちはどうしようかなと考えたり、先延ばししたりすることはないわけです。

美しいほうがトクだからといって、だれもかれも美容外科手術を希望するわけではありません。少し冷静になって考えてみれば、人生においてめざすべきことは美しくなることばかりではないでしょうし、人生を損得で考えることには抵抗があるという人もいるでしょう。そうだとしても彼女たちの価値観はとってもシンプルです。
「きれいなほうがトク」なんだから、「きれいになりたい」のです。

人によっては、美容外科手術をうけることのほうがよっぽどめんどうくさいのではと考えると思います。
ひとつ手術を受けるとしても、よい医者や病院を探して、時間をつくって診察を受けて、スケジュールの調整をして手術の日取りをとって、まわりの人への口実を考えて、自分自身はうまくいくのかと不安になったりして、手術をしたあとでしばらく傷が残っていたり手当てをしなくてはいけなかったり、お金はかかるし、なにかとめんどうくさいことがたくさん起きてきます。
そんなことだったら、自分でできる努力を地道にやるほうが、安心できるし、面倒くさくなくていい、と考える人もいると思います。そうしたことは、めんどうくささというものに対する考え方の違いです。ある人にとっては行動を起こすということがめんどうくさいことかもしれません。

しかし、タレント志向タイプの人たちにとっては、行動を起こすということはめんどうくさいというほどのものではありません。たとえば美容外科にまつわるいろいろなやっかいは一瞬のことだと、タレント志向タイプの人たちは考えます。一瞬で終えられて、人に(この場合、医者に)まかせることができる美容外科手術は、彼女たちにとってちっともめんどうくさいことではありません。ダイエットのように時間がかからないし、ジョギングのように自分が苦しい思いをしてはしらなくていいし、メイクアップのように毎日やり続けなくていいし、立ち居ふるまいのようにつねに緊張しなくてもいいので、こんなに楽なことはありません。彼女たちにとって、めんどうくさいこととは、自分でしなくてはいけない努力や時間のかかる努力です。反対に行動を起こすということは、彼女たちにとってそんなにめんどうくさいことではありません。くわえて、自分は寝ているだけで相手(医者)にがんばってもらえば、一瞬にして変われるという美容医療は、めんどうくさいなんてとんでもない、まさに願ったり叶ったりといったところです。

タレント志向タイプの女性たちとは、たとえて言うなら、シンデレラのお話を、シンデレラがつかんだラッキーなチャンスのことばかり覚えているような人たちです。そして、シンデレラは、ずっと長い間耐え忍んでがまんをしてきて、しかもとっても働き者だったということのほうは、すっかり忘れてしまっているようなところがあります。彼女たちは、自分でしなくてはいけない努力や時間のかかる努力を嫌っていますが、それは、そうしたものを信頼できないものだと考えているからです。とてもユニークな考え方だと思います。

彼女たちが欲しいのは、ガラッと変わること、派手に変化することです。そうでなくては、満足のいく変化とは言えないでしょう。タレント志向タイプの特徴のひとつは、「ガラッと変わりたい」という注文をしてくることです。美容外科手術を受けようとしていながらも、ナチュラルな感じにとか、なるべく目立たないように、または、手術をやったことがわからないようにしてください、などという注文をする人たちもたくさんいます。しかし、そうしたところはタレント志向タイプの女性はとても潔いのです。タレント志向タイプの人たちは変わることに抵抗がないのです。美容外科手術を受けて自分が変わることにも不安を感じることがありません。ですから、手術の前後を通じて精神状態は安定していることがほとんどです。

また、手術の結果にたいしても満足することが多いようです。美容外科手術を受けると、それが自分で決めて注文したことであったとしても、手術のあとになって、「やっぱりなんか不自然な感じがする」とか、「これじゃあ、まわりの人にわかっちゃうんじゃあないかしら」「右と左の感じが違う、対照じゃないような気がする」などご、いろいろな細かいことが気になりはじめて、不安になる人もいます。が、タレント志向タイプの人たちにとって、そうしたことは気になるほどのことではありません。
細かいことにはあまりこだわらないし、悩むようなことではないのです。場合によっては、不自然なくらいに変身をしても、とってもきれいになったと喜んでいるのです。このタイプの人のなかには、美容外科手術を何度か繰り返す人もたくさんいます
それは、手術にたいする不満から、というよりは、もっともっと派手に変わりたいという願望からのようです。

タレント志向タイプの女性たちは、サービス業に携わっていることが多いようです。
また、芸能業に強い関心をもっていたり、自分自身もタレントになりたいと憧れていたり、実際にそうした仕事についていたり、まねごとのようなことをしています。職業によって求められる能力は異なると思いますが、サービス業に従事している場合はとくに容貌が重視されがちです。くわえて、水商売的な要素が強くなれば、要求される容貌の基準が、人目を引くような派手で目立つものへと傾きます。彼女たちのほとんどは、そうした価値観をもつ環境のなかに身を置いています。ですから、自然と、派手めな顔をいいと思い、そう求めてやってくるのです。

タレント志向タイプの人たちは、置かれている生活環境や職業から言って、手術をしたあとに、まわりの人からその変身ぶりを褒められる機会が多いようです。たとえば、働いている店で、店の人や客からとても喜ばれるというようにです。

タレント志向タイプの女性たちのように、まわりの人のことをまったく気にする必要もなく、隠すこともなく、さらには手術を受けたことがとっても喜ばれて評価されるとしたら、なんのストレスでもありません。だれでも、自分のとった行動を支持してくれて、結果を評価してくれたら、気分もいいでしょう。

彼女たちの欠点を挙げるとするならば、あまり熟慮的ではないということです。
なるべく早くきれいになりたいと急ぎすぎてしまうところがあります。
ゆっくりと考えたり、いろいろな角度からものごとを見たりするということが苦手です。

女性週刊誌などで派手に美容外科の宣伝などがされていると、そこで強調されているよい面ばかりを本気にしてしまい、もしかしたら隠されている面があるかもしれないということには気をまわしません。

変身することへの抵抗感のなさやまわりの人たちからの心情的サポートがあるので精神状態もよく、自分自身も手術にたいして満足する割合が高いのですが、ときにいいかげんな情報にまどわされたり、いいかげんな医者にかかるはめになって、手術が失敗になってしまうこともあります。

■わたし(著者)からのメッセージ
「浅慮よりも千慮。」
美容外科手術は受けようと思えば、いつだって受けられるのです。
でもしてしまったあとでは、する前には決して戻れないのです。
ですから、手術を受ける前に一度はよく考えてから決めましょう。