ロレッタブログ

骨折後の回復に必須の栄養素 - 2021.02.27

オペ前後から、栄養素はタンパク質とビタミンCをいつも以上に強化していました。

きっかけになったのは、空飛ぶ料理研究家の村上祥子先生のこのエピソード。

患者自身の「回復したい」という気持ちも大切です。私は50代のころ、ワックスで磨いたばかりの料理スタジオをハイヒールで気取って歩いて滑り、大腿(だいたい)骨を折って入院しました。骨折の場合、タンパク質とカルシウム量を通常の2倍取ると回復が早いのです。カルシウムの吸収にはビタミンCが必要です。病院食を栄養計算してみると到底足りず、ベビーチーズと果物を差し入れてもらい食事に取り入れました。全治3カ月との診断でしたが、手術後2週間で退院。翌日には名古屋の中部日本放送であった「キユーピー3分クッキング」の収録に向かったのです。

http://www.murakami-s.jp/kikigaki007.html

さつまいもはビタミンCが豊富なのは先日のブログでお伝えしたとおり。普段から朝食にゆで卵は2個食べ、カフェオレには牛乳200ml、小腹が空いたらクラッカーにカッテージチーズを添えるか、いりこと煎り大豆のミックスを食べるのが私の定番です。最近はこのいりこ&煎り大豆に乾燥エビも加えて、ますます香ばしくておいしくなって満足です。大豆も種類やメーカーを変えると飽きるどころかますます楽しめます。カルシウムもタンパク質もばっちりです。

さらに今冬からは朝食のサラダにもエダムチーズのパウダーを振りかけて、美味しさと彩りもさらに豊かになり、カロリーを抑えながらも栄養素の摂取量を無理なくしっかりと増やしてきました。

カルシウムを効率よく骨に沈着させるのがビタミンKですが、納豆はほぼ毎晩食べますし、緑黄色野菜のほうれん草や小松菜も冬は鍋に頻繁に使うので、摂取はばっちり。

この他に骨合成に欠かせないのはビタミンD。カルシウムを身体に吸収させるときに重要な栄養素です。これは積極的にウォーキングしたり、窓ガラス越しに日光を浴びたりすると体内で合成されますし、毎日プロティアドクターズサプリA&Dで摂取も継続しています。いりこやキノコ(これも毎日必ず食べます)にもビタミンDは豊富ですしね。

新型コロナウイルスに感染した場合、重症化しやすい人の条件として、生活習慣病やもともとの虚弱や衰弱があげられていますが、ビタミンD不足も指摘されていますよね。当ブログでも幾度か言及してきたとおり、ビタミンDはむしろ免疫ホルモンとして位置付けたほうがよいのではないかとおもうぐらい、全身の健康と免疫に影響を及ぼしています。

紫外線カットしすぎの女性は確実に足りていないと思うので、骨粗しょう症や病気にはくれぐれもご注意くださいね。色白でシミ一つない肌を死守したところで、頻繁に具合を崩しやすいし病気にもかかりやすくて骨も折れやすい・・・みたいな人生はあんまり楽しくないと思いますから。

ビタミンDで骨合成アップ!