ロレッタブログ

フィーちゃんの歯石除去 - 2023.08.30

フィーちゃんは2年前に猫生初の猫ドッグを受診したのですが、今年も行ってきました。前回は大きなキャリーに入れて歩いて行ったのですが、今年は暑いのでバス移動です。キャリーの中で緊張しているフィーちゃんが、他の乗客の方々の笑みを誘っていました(笑)。

診察台のフィーちゃん。内弁慶タイプなので超緊張しています。

威嚇したり引っかいたり鳴いたりも一切しない、ものすごーーーく行儀のいい子になります。うちとは180度違うこの様子、つまりうちでは飼い主(=私)がなめられっぱなしだということですね(笑)。

2年前のフィーちゃんは人間の年齢に換算すると40代で、私と同世代だったのですが、今は人間なら50代だそうです。いつの間にか目上の存在になっていたなんですね!でも、50代なりの貫禄が醸し出される様子は全くなく、むしろいつまでも若造感が抜けません。

50代ならどこか疾患がちらほら出てきてもおかしくなく、かつ受診の理由の歯周病(歯磨きさせてくれない)でおそらく抜歯することも予測されたので、全身麻酔やその予後の回復にも耐えられるかどうかを調べるために、猫ドッグもついでに受診しました。前回は1本牙を抜いて、朝受診、夜引き取りだったのですが、今回は年齢が年齢なので、一泊入院です。

結果、牙1本と、奥歯の抜歯しました。翌日の引き取りの時に、血液検査やレントゲン、CTスキャンの画像説明をしていただきました。全身すこぶる健康なようで一安心。腎臓だけは、数値上問題が無くても、7~8割方機能が悪くならないとなかなか表に現れてこないものらしく、引き続き飲水量とフードなどのケアに努めます。キャットフードも、次からは高齢猫用に変更します。


当サロンはお医者様のお客様が多いので、フィーちゃんの血液検査報告書をのせておきますね。ご職業柄、私だけが眺めるよりも楽しんでいただけるかと。

費用の総額はこちら。ちなみに、私がふぃーちゃんを里親として迎えた9年前は、猫1匹の寿命を長めに20年と仮定して、フード、ペットシーツ、ワクチン代、リードやおもちゃ代、医療費等を予測計算した上で迎えました。命を預かり引き受けるには、時間や労力だけではなく、もちろんお金もかかるのは、誰にでも当たり前にわかることですから。

一番最後の「ちゅーる」は、緊張して一口も食事に口をつけなかったフィーちゃんのために、クリニックで購入した滋養強壮「CIAOエネルギーちゅ~る カロリー2倍」なる品です。帰宅したら安心したのか、瞬く間に秒速で2本一気に完食してくれました!よかったよかった。

お腹減ってたし、緊張したし、慣れない場所で寝ないといけないしで、フィーちゃんには健康のためとはいえ、ハラハラドキドキの一泊二日でしたからね。このまま元気で長生きして、仲良く一緒に暮らせますように!

 

2年前の猫生初の猫ドッグ受診の模様はこちら。

フィーちゃんの歯石除去

フィーちゃんの歯石除去術前検査