2023年のお気に入り動画 <Part5>Soft White Underbelly - 2024.02.22
オンライン英会話の先生が勧めて知ったSoft White Underbellyというチャンネル。始まりは、写真家Mark Laita氏が、LAで最も治安の悪いエリアと言われているスキッド・ロウ地区の住人にインタビューをしたことだったそうです。現在では、様々な訳ありの人達や、訳ある人達の専門家のインタビューも含まれています。
毎回欠かさず視聴しているというわけではないのですが(インタビュアーを務めるMarkさんのメンタルも大変だと推測します)、先生に教えてもらった夜に更新されたのが「美容整形依存症のエレナ」のインタビューでした。なんて私の仕事向きなトピックなのでしょう!!とまた安易に感激してしまいました。我ながら単純ですね!(笑)動画は日本語字幕設定が可能なので、よかったらこちらもぜひどうぞ。
彼女の過酷な生い立ちと、子どもの中で唯一捨てられたのが自分だけであり、しかも自分を捨てた母親に最も顔が似ているのも自分だった、という切ない事実に胸が苦しくなります。救いは、彼女が前向きさを失っておらず、ひねたところがなく、愛息との関係性も非常によさそうで、コメント欄も暖かい言葉に満ちているところ、でしょうか・・・。
昨年から今年にかけてSoft White Underbellyを視聴して、個人的に面白かったのを以下にピックアップしますね。
著作もあるNYの離婚弁護士のJames Sexton氏のインタビューが傑作です。「パンデミックが終わると床屋と離婚弁護士に行列ができた」「落下は、地面に激突するまでの少しの間、飛んでいるような気分になる」「プレナップ(婚前契約書)を作れ」「難しい話ができないなら結婚する資格はない」など、真実を突く強烈な言葉が次々と放たれて、 色んな離婚の修羅場に入ってきた人間の鋭利な発言と凄みに圧倒されます・・・。
心理学者のSadia Khanさんはとにかく美しいのですが、麗しい外見ゆえに不条理に叩かれるデメリット、女性の敵愾心にもさらされる等、ややその発言は一般化しすぎている印象も受けますが、専門家としてあえてこのぐらい大胆に言い切ることも必要なのかもしれません。仕事柄、これらの悩みも星の数ほど遭遇してきているのでしょう。「西洋流の結婚は男性に全くメリットがない」(←だから離婚弁護士さんもプレナップに大賛成なのでしょう)」「取引の程度はそれぞれ異なるとはいえ、取引のない結婚はない」「魅力が減ると、取引が増える」など、なるほど真実ということをぴしゃりと突いています。と同時に、小倉千賀子先生の著書「結婚の条件」を思い出してしまいます。
結婚の条件
次のティアマットさんは、もともとは男性らしいのですが、「ドラゴンになる」という身体改造の目標を掲げて邁進しているらしいです。多重人格障害も患っているっぽい・・・?ただし本人曰く、その人格は「多重じゃなくて順番がある」らしい?8つの角を持ち、抜歯し、舌を割り、男性器は切除し、HVI感染し、どうかんがえてもその都度の痛みや病気やらで大変そうに思えるのですが、本人は着実に進行する改造と過程を楽しんでいるようなので、人の幸福感って実に多様だなあ・・・ということをが空襲しました。
かなり前にもご紹介しましたが、こんな本もあるので、身体改造にとりかかる前に一読することをお勧めします(汗)
カジュアル化したタトゥーも、レーザーがいくら進化したからと言って完全に元通りの皮膚に戻せるわけではないのです。
除去後も皮膚が引きつれて動かしづらくなっている人もそれなりにいるので、後悔先に立たずです・・・。