ロレッタブログ

ウエストヒップ比で印象は変わる - 2024.01.23

Intimissimiの新コレクションはジェニファー・ロペスとのコラボらしく、早速映像をチェックしてみました。腹筋で薄く縦割れが見えるぐらいが健康的なセクシーさを醸し出していて美しい!今年54歳だそうです。この体形と美の維持のために、運動や食事管理など驚異的な努力を継続しているのは有名な話ですよ。実際に身体を使って動くことを考慮すれば、このぐらいの腹筋は欲しいですね。

「スタイルが良いという印象は、ウエストだけ細ければよいのではなく、バスト、ウエスト、ヒップの比率にメリハリがあること。それを作り出すのは脂肪吸引や矯正下着などではなく、筋肉で作られて強いコアです。下肢の筋力の体幹は相互に繋がり合いバランスを保っているので、ここが低筋力だと、上半身にも猫背やフラットバックなどの乱れが生じます。

常にカメラに追いかけられているセレブリティは、自分自身の静止姿を写真で確認するだけではなく、立ち居振る舞いも映像でまざまざと見せつけられるわけですから、もはや起きている時間全てがトレーニングのようなものなのかもしれません。

 


最近のハリウッドとは違い、いわゆる黄金期の女優たちはもう少しふくよかでした。とはいえ、ネットショップのような便利なサービスは無かったので、今の我々よりも日々の身体活動量は圧倒的に多く、かつ摂取する食事も、いわゆる超加工食品は圧倒的に少なかった時代ですから、筋肉でウエストはくびれ、引きしまったお尻と脚をちゃんと維持しています。

しかも当時は、現代のように撮影した画像を後から加工修正するといった都合の良い技術も無かったわけですから、まさにありのままのシルエットが映された写真は観察しがいがあります。

たとえば、下の画像は体形変化が激しかったマリリン・モンローの、割とふくよかだったころのプライベートの写真。いかがでしょうか?太ももや二の腕は結構ムチっとしていると思いません?でも、くびれとお尻、引き締まった脚は健在!

次は左がエリザベス・テイラー、右がソフィア・ローレン。「腕を頭上に上げると脇腹が伸びてウエストが細く見える」という錯覚を利用したポーズですが(笑)、それでもウエストは筋肉でちゃんとくびれているのがわかりますよね。ちょっと頑張って凹ませてみた、とかではこの感じは出ないと思います。

化粧品やスキンケアは今よりもはるかに性能や効果が劣っていて、画像加工もない時代の女性たちの画像をお部屋のあちこちに貼りつけて、だらけがちな秋冬に喝を入れる、みたいなのもよいかもです。やっぱり、きれいな人はいつの時代もちゃんと努力しています。

次回は、ウエスト・ヒップ比と脂肪率の関連性について記しますね。

「女性の後ろ姿とヒップに関する意識調査」の結果を発表

本能的に美しいと感じる比率

「写真の女性をあなたの国の人にとってより魅力的にしてください」

理想のヒップライン